ホストになったらすぐ売れる。始める前になんとなくそんな自信を持っていても、思うように売上が伸びず焦っている人も少なくないでしょう。
ホストとして売れるためには、日々の地道な努力が必要です。
今回はビギナーホストや、これからホストになりたい人に向けて重要なマインドと必要な行動について解説します。
デビューしてすぐ売れなくても焦る必要なし!
ホストとしてすぐ売れなくても、むしろそれは普通のことです。
ホストは確かに若くして成功する人が少なくない世界。だからといって全員がスタート直後から、順風満帆に売れるかというとそんなことはありません。
あの帝王ROLANDでさえも「新人ホスト時代は、指名が取れずにかなり苦労した…」と明かしています。
ホストデビューをはたした後、大切なことは「今の自分に何が足りていないか?」という不足を知ること。
足りない部分を知り改善するためには、
- 素直に尋ねる
- 言われたことを受け止める
- 謙虚さを忘れない
などが重要となります。
売れるホストの特徴とは
売れるホストの特徴として、
- お客様を第一に考える
- 清潔感のある装いをする
- ホスト同士の関係性も重視する
- 自分磨きを怠らない
- マメ
などが挙げられます。
個人の特性やお店のカラーによって、服装・ヘアメ・接客スタイルには様々なスタイルがあります。
しかし、どんなスタンスであっても共通するのは「お客様のニーズに答える」ということ。
会話の内容や連絡の頻度まで、それぞれに合わせて変えるなどホストはマメさが何より大切です。
また、ホスト同士の人間関係の構築も売れるためには欠かせません。
意外とホストの仕事はチームワークが大事な場面も多いですし、役職を上げていくためには同僚からの人望も必要になってきます。
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憧れの先輩を徹底分析!
憧れの対象がいるというのは幸せなことでもありますし、何よりあなたの成長速度が加速します!
強烈な憧れが生み出すパワーは、ホストだけでなくスポーツや演劇などあらゆる分野で自分を成長させる糧となります。
あなたが勤めたお店で「この人、格好良い」「こんなホストになりたい!」と思える人がいたら、じっくり観察して盗める要素はないかを徹底分析。プラスになりそうな要素があれば、能動的にどんどん取り入れて自分自身をバージョンアップさせていきましょう。
何も憧れる相手は、同じホストクラブに在籍する人間に限る必要はありません。他店に勤める1億円プレイヤーを憧憬の対象であったって全然OK。「あなたが成長できる人であれば、誰でも良い!」と考えてくださいね。
売れるホストがしていること
売れるホストがしていることはたくさんありますが、すぐに取り入れられるポイントをご紹介します。
- 自分磨きをする
- 連絡をマメにする
- 体調と時間の管理に取り組む
- 分析力を養う
自分磨きとは、ダイエットや美容だけではありません。
自分の強みを把握して伸ばすための努力全般を指します。
会話のバリエーションを増やしたり、「高く」見えるためのブランディングをしたり、売れているホストは常にアップデートする気持ちを忘れません。
お客様にご来店いただくには、マメに連絡することが大事。
毎日決まった時間にLINEを送るだけじゃなく、生活リズムを把握して大事な時にだけ連絡するのもホストとして重要なマメさです。
レギュラー勤務で指名が増えてくると、時間配分や来店するお客様の管理も大変です。
また、毎日のようにお酒を飲んだり同伴やアフターが続くと、体調を万全に保つのも難しくなります。
お店と相談しながら体調と時間を管理していきましょう。
分析力を養うのは、ホストだけでなく社会人として大切な能力です。
自分の魅力、お客様のニーズ、後進育成など分析力が大切な場面はたくさんあります。
日頃から冷静に物事を分析する習慣を付けておくとよいでしょう。
自分の力だけでは難しい場合は、運営のサポートの力を借りるのもおすすめです。
New Generation Groupでは、ブランディングやSNS運営の方法など集客に役立つサポート体制が充実しています。
ミラーニューロンを働かせよ!
ミラーニューロンという言葉をご存知でしょうか?自分自身が何か行為を実行する際にも、他者が同様の行為をするのを観察するときに活動するニューロンの呼称。
ちょっとややこしく聞こえたかもしれないですね。あなたの前にシクシク泣いている小さな女の子がいたとしましょう。「何か悲しくなることがあったんだな……」と共感し、同情している時点で、あなたのミラーニューロンが反応しています。さも自分にも悲しいことがあったかのような脳の活動が見られるのは、ミラーニューロンの作用によって。
このミラーニューロンの働きを有効活用すれば、憧れのホストに近づくことが可能。
例えば元Jリーガーで日本代表も務めた前園真聖選手は、ディエゴ・マラドーナのスタイルをコピーしたことでサッカーの技術が向上。マラドーナと同じく左耳にピアスをするほど、完コピをしていたのだとか。
容姿や仕草など完全に模倣しすぎると「最近お前、俺の真似しすぎだぞ」と注意を受けるかもしれません(笑)。ビジュアル面を真似るのは、ほどほどにしておきましょう。
ホストにも「守破離の法則」が活きる
成功したい人ほど『守破離の法則』を熟知しています。守破離とは、茶道をはじめとする芸道などでよく使われる言葉。
今もまだ徒弟制度が継続している古典落語の世界を例に挙げると
- 守→師匠の芸風を真似し、師匠の得意な演目を完コピ
- 破→師匠の得意な演目をアレンジしたり、より伝わりやすいよう演出を加える
- 離→師匠の模倣から離れて、新たに自分の芸風を創造
と、見事に守破離の法則に当てはまります。もちろんホストの世界でも同様です。
あなたもぜひ憧れの先輩の見習うべき点を取り入れて、それらをアレンジしやがて自分自身のホストスタイルを築けるようになりましょう。
売れないホストの特徴とは
売れないホストにも共通する特徴があります。
- 時間を無駄に過ごす
- 自分磨きをしない
- スキルのブラッシュアップをしない
- 適当な接客スタイル
- 礼儀やマナーがなっていない
- お客様へ連絡をしない
- SNSに力を入れない
- リアクションしない
- 自分の話しばかりする
- 否定から入る
などですね。
お客様が時間とお金を使いたいと思われるようなホストでなければ、売上を伸ばすのは難しいです。
ドキっとした方は、まず身だしなみとマナー、会話の内容を見直してみましょう。
何から頑張ればいいか分からない場合は、自分の理想とするホスト像を明らかにしていくと優先順位がつけやすいですよ。
売れない先輩も同時に徹底分析!
売れている格好良い先輩だけでなく、時には上手くいっていない先輩も分析してみましょう。物事には全て「原因と結果」が存在。この因果を徹底的に突き詰めるのは、ホストとしての初期段階。
「なぜこの人は成功しているのか?」だけでなく「なぜこの人は収益を上げられていないのか?」などを見比べてみるのも有効な手段。成果を出している人ほど、自分に厳しく己との約束を守るものですが、その反対に結果が出ていない人ほど、見当違いの努力を続けていたり、あるいは怠惰極まりなかったりします。
ホストの世界はまさに玉石混交。高いモチベーションを常に保ち続ける向上心の塊もいれば、「やりたいことがないので、なんとなくやってます~…」みたいな気の抜けたサイダーみたいにフニャフニャの人もいます。
ホストの世界は結果の世界。精進すれば精進しただけ大きなリターンがありますし、怠ければ怠けただけ報われないもの。他罰、他責スタイルに陥らず「上手くいかなかったら、それは全て自分のせい」と正当な自責ができる人だけが、ぐんぐん成長していくのです。
売れないホストがしていること
売れないホストがしていることは、「とにかく怠惰に過ごすこと」です。
自分磨きもしない、お客様の連絡を無視する、出勤ギリギリに起きる・・・など。
ホストは自由な世界というイメージもあるかもしれません。確かに一般的な職業とは常識やルールが異なりますが、仕事には真剣に向き合わなければ成功はありえません。
売れないホストは仕事に対してのモチベーションも低いので、出勤日数が少なかったり、欠勤ばかりしてることも。
「自分が商品」という自覚を持って、まずは出勤回数を増やしてトライ&エラーを繰り返しましょう。
メモ魔になる
成功者の多くがメモ魔。 「SHOWROOM(ショールーム)」をはじめとする多くのビジネス事業を手掛ける若き社長の前田裕二さん。彼の出した『メモの魔力』は68万部のベストセラーになりました。
出版不況で「紙の本が売れない」とされている時代に快挙といえます。
メモをすることのメリットは数多くあります。なぜメモをとることが、これだけ強く推奨されるのでしょう。
メモをすることで脳に定着
人間の脳は、覚えたことをすぐ忘れるようにできています。これには理由があり、全てを覚えていては脳の許容量がたちまちオーバーしてしまいかねないからなのです。「現代人が受け取る情報は、江戸時代の人の一年分」なんて意見もあるほどです。
我々が暮らすのは超情報化社会。強く意識して「これを覚えるぞ!」と思わなければ、どんなことでもあっという間に忘れてしまい「あれって何だっけ……!?」となりかねません。
メモはスマホなどの電子機器よりも、メモ帳に手書きですることを推奨します。なぜなら手書きメモを行うことによって、脳内にあるブローカ野が活性化するからなのです。
売れるホストはブローカ野が活性化!?
ROLANDを例に出すまでもなく、成功を収めたホストの多くが言語能力に秀でています。
ホストのセカンドキャリアとして、著書を何冊も出し作家として活動する人も少なくありません。
- ROLAND
- 藤本シゲユキ
- 手塚マキ
- 信長
New Generation Groupのオーナー、桑田龍征も「言語化することの大切さ」を常日頃より提唱しています。
著作「ホスト2.0 歌舞伎町新時代の稼ぎ方」や、公式ブログでもホストとして働く上で大切なポイントについての解説をご覧いただけます。
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お客様の承認欲求を理解する
承認欲求の理解度がホストとしての成功を分けるといっても過言ではありません。
ホストだけでなくコミュニケーションがメインの接客業において、お客様の「自分を認めて欲しい」「自分を理解してほしい」という欲求を理解することは重要です。
人間の欲求や心理について理解が出来ていれば、親密になったり、信頼関係を築いたり、時には駆け引きをすることも難しくありません。
起きたらまずお客様にLINEや電話をする習慣を
できるホストほど起きるのが早く、そして起床後に営業メールをたくさん送ることを習慣づけています。「大切なことほど面倒くさい」というのは物事の本質。たくさんの女性顧客を担当している人ほど、営業メールに費やす時間は増えるでしょう。面倒に感じることでも、どれだけ真摯み向き合えるのかが問われるのもホストの業界。
しかし前記した女性の承認欲求について、しっかりと理解できている人は「姫が喜ぶことを率先してしよう」という姿勢を習得しているもの。営業メールも慣れてくると、それほど手間には思わなくなるでしょう。「塵積って山となる」はホストの世界でも同じなのです。
最初は売れっ子ホストのサポートで業界のイロハを学ぶ
ホストの接客は、メインホストとヘルプのホストのタッグで行われることが多いです。
ホストデビューをした直後は、ヘルプに回る機会が増えますので、貪欲に先輩のテクニックを盗みながら業界のイロハを学びましょう。
やる気がある人にとっては、ホストほど楽しく大きなお金を手にできる夢のような世界。
「思い立ったら即行動!」を意識したホストほど、早い段階で成功を手にできます。