歌舞伎町でホストクラブに通うとなれば、選択肢の多さに迷うかもしれません。しかし「優生と話したい」「流川楓くんに会いたい」など、贔屓にしているホストがいれば優柔不断になることはないでしょう。
今回は人気ホストが多数在籍している歌舞伎町の「オールホワイト」について解説します。どのグループの系列かにも触れています。
通称「えあぐる」AIR GROUPのオールホワイト
エアグループ(AIR GROUP)は、歌舞伎町で有数のグループ。
歌舞伎町だけで10店舗を超えるホストクラブを出店しています。歌舞伎町内では「えあぐる」という略称で親しまれており、「オールホワイト」はその中の系列店に該当します。
オールホワイトで有名なのは?
オールホワイトにはたくさんの売れっ子ホストがいます。ここでは優生氏、流川楓氏、芹沢那智氏の三人をピックアップして紹介します。
3 優星
歌舞伎町は新宿にありますが、意外と関西から出てきているホストが少なくありません。優生氏もその一人。
2014年にデビューしてからは、破竹の勢いで数々の伝説を作ってきました。エリート集団のグループダンディの中でトップに輝いたり、年間売上1億円を達成するなど、まさに規格外のホストといえるでしょう。
ホスト業界は自分大好きなオラオラ系ナルシストが大量にいる世界。
しかし彼は、漢字に「優」が入っているとおり、かなりソフト系の穏やかホスト。「オールホワイト」の取締役を任命されるということは、かなり指導力を買われているのでしょう。
ホストの世界は個人主義の人間も少なくありません。たくさんいる好敵手を蹴散らして上がっていかなければ、瞬く間に価値がなくなる日進月歩な世界。
しかし優生氏は「自分だけが成功できればいい」というタイプではありません。
むしろ真逆で、たくさんの仲間から愛されています。簡単に嫉妬されてしまう魑魅魍魎が存在する世界で、敵を作らずに上下から愛され続けているのは、もともと持っている人柄の良さゆえなのでしょう。
マツコ・デラックスさんの番組「マツコ会議」に呼ばれるなど、メディア露出も積極的に行う優生氏。これからも彼の快進撃が続いていくでしょう。
2 流川楓
週刊少年ジャンプで連載されていた往年の人気バスケ漫画「SLAM DUNK」の流川楓から名前を取った彼は、マンガから飛び出してきたような美形ホスト。身長は186cmと日本人離れしています。
たった数分話しただけで「また楓くんと会いたい♪」と思われる魅力はさすが。タレントの坂口杏里さんが流川楓氏に入れ上げたのは有名な話。
もし彼がいなかったら、坂口杏里さんのセクシー女優デビューはなかったかもしれません。有名タレントの人生を変えてしまう力のあるホストは、歌舞伎町広しといえどなかなかいないでしょう。
1 芹沢那智
「オールホワイト」の代表を務める芹沢那智氏は、スマートな考えの持ち主です。
代表という立場は、俯瞰で物事を観察する能力が求められますが、まさに彼はうってつけの人材。抽象的な物事でも、しっかり自分の言葉としてアウトプットすることに長けています。
リーダーのポジションにいる人の言語化能力が低いと、その下で働いている人たちはどう動いていいか分からなくなるでしょう。
しかし芹沢那智氏は、しっかりと「ここはこうすべき」と指示を出せる人間。徒弟制度に近い、縦の関係を「オールホワイト」でも作るように心がけている芹沢那智氏。
「尊敬するこの先輩が自分に言ったことは絶対に守る」という熱き男の絆がそこに生まれることを期待しています。
「オールホワイト」を「目立つことが好きな人に向いているホストクラブ」「短期間に名前を売りたいホストに最適なお店」と評する芹沢那智氏。
優生氏、流川楓氏を見ても分かるとおり、「オールホワイト」で働くホストには華があります。お客さんは非日常のときめきを求めてホストクラブに足を運ぶわけですから、「オールホワイト」は、華やかさに自信がある男性にぴったりのホストクラブといえるでしょう。
新人から見たオールホワイトの凄さ
優生氏や流川楓氏の接客を見ると、新人ホストは自分との違いに舌を巻くのだとか。ホストで新規の客と話せる時間は限られています。
つまりほんの数分で、ホストは自身に惚れさせて顧客にしなければいけません。通常であれば力の入るところですが、売れてるホストほど自然体でいつの間にか仲良くなっているそうです。まさに名人芸ですね。
また客側が何気なく振った話題を拾い、そこを広げるには知識が必要。
歌舞伎町のどこにどんな店があって、どのような内容なのかを把握しておくと、話題が盛り上がります。何気ない返しには、血のにじむような努力の賜物なのでしょう。
「ホストってチャラくて勉強してなさそう」というイメージを持たれやすいのは確か。しかし勉強を怠るホストは、まず売れっ子にはなれないでしょう。
ホスト業界における頭の良さとは、学歴ではなく、機転の利いた返しや思わず笑ってしまうフレーズをどれだけ持っているかが問われます。
刹那に生きる男たちなので、瞬時の返しがその後の運命を変えることも。ひな壇に座るお笑い芸人なみに「こう振られたらこう返そう」「この展開になったこのポジションでしゃべろう」などと、脳内でかなりのシミュレーションをしているからこそ対応できるのです。
引き出しの多さは、積み重ねの証なのでしょう。
まとめ
「オールホワイト」は歌舞伎町の中でもその名を轟かせる名店です。
レベルの高いホストしか採用しないため、必然的にホストの成長速度が加速。
「顧客にマメな対応をするのは当然すぎること」という認識を「オールホワイト」で働くホストのほとんどが持っています。
魅力的なホストが在籍するお店には、ホストをしっかり育成できる土壌があるのです。