紹介で入ったけどホストを辞めたい?アリかナシか

「ホストになりたい!」と思い立ったら、求人募集の広告やチラシに目を通すところから始まるのがマジョリティー。しかし他にも知人の紹介でホストクラブに勤務するという選択肢も存在。ホストとして働くには、求人からのルートを辿った方がいいのか、それとも知人の紹介がいいのかを検証します。どちらのやり方を選ぶか迷っている人にピッタリの記事です

マジョリティ(英:majority)は、本来、「多数者」・「多数派」を意味する英語の言葉。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3

 

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コネ入社の有用性

コネ入社の長所は何でしょう?誰かから紹介される、ということは最初のハードルを簡単にクリアできたということ。この第一関門の突破に苦しんでいる人が結構います。

もし正規のルートの求人広告からなら落とされる人が、コネを使うと「じゃあ明日から働いてね♪」と、スムーズに進むことも。もちろん入社できたとしても、その後の働き方が問われるのは当たり前。そこから真価が問われます。

また間に入ってあなたを紹介してくれる人が、どれだけ会社やお店から評価されているかも重要。ぽっと出の新人が「いい人がいるんですよ!」と、誰か紹介しようとしても、要求は通らないのが世の中の常。やはりある程度の実績があったり、信頼されている人でないと紹介する権利さえ与えられないのです。

ホストの世界でも、コネではなく知人の紹介でホストクラブに入ることは、決して悪いことではありません

コネ

決定権を有する者の主観あるいは独断によって、「考慮される必要が無い」というより「考慮してはならない」といった要素が任意の意思決定に導入されることで、第三者の視点からは客観性公平性を欠く結果が出される事象。具体的には、就職商談の際に主として血縁者友人、および主従といった要素が導入され、能力や経歴あるいは明文化された取引条件とは無縁な結果が生じる事を指す場合が多い。「親の七光り」と同類される事がある。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%8D

 

辞めたいときは辞めよう

求人ではなく知人の紹介でホストクラブに勤務するようになった場合、ネックとなるのが辞めどき。紹介してもらった人の手前、すぐ辞めることはできません。

また辞めようとした際に、紹介者から「申し訳ないけど、もう少しだけホストとして頑張ってくれ」と頼まれ、働き続けるケースも。人情を大切にするタイプの人間は、この手のアプローチをされると断りづらいのでは?

しかし全ての決定権はあなたが持っていることを忘れてはいけません。働く前に聞かされていたことが、勤務後、平気で守られてなかったり、その店の独自ルールに基づいた罰金があったなど、そういうケースならすぐ辞めてもOK。心のキャパシティーを超えてしまったり、あるいは体を壊してしまっては、すぐに立て直しができなくなります。

場合によっては、回復までに何年もの時間を有することだってあるでしょう。人の気持ちを考える人ほど、「辞める」という決断を先送りにしてしまいがち。でも「これは限界だ」とか「やりたいことが見つかった」などの理由があれば、そちらの気持ちを優先させてください

もし入店後それほど経っていなかったとしても、「辞める」という意思表示をしても問題ありません。あなたの人生はあなたのものなのです。

 

ホストの求人は嘘?

ホストの求人情報は、ほとんど嘘なので信じない方がいい」と、聞いたことがある人が多いようです。しかし、全部が全部嘘かといえば、そんなことはありません。0のことをあたかもあるかのように言うことはないものの、1や2のことを何倍にして宣伝することはあります。ホストの求人はやや誇大気味であると初めから考えておきましょう

もし求人ではなく、知人の紹介でホストとして勤務するのなら、そういった広告に踊らされる機会を減らせます。「そういったストレスが軽減されるのは大歓迎!」という人は、求人ではなく知人からの紹介が最適でしょう。

 

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お客の取り合いは基本的に起こらない

知人の紹介でホストになったり、求人広告を見てホストになるなどは人それぞれ異なるもの。しかしお店の中でルールなどは、基本的に同じです。「ホストはお互いの客を取り合う、血で血を洗う世界なんじゃないの…!?」と、不安を覚えている人がいるかも?

しかしお客の取り合いはタブー。ホストは、ランク分けされるシビアな世界ですが、チームワークも重視されます。

他のホストが持つ顧客に手を出すのは完全にタブー。そんなことをすると、村八分となり孤立するのは目に見えています。

村八分(むらはちぶ)とは、村落村社会)の中で、秩序を破った者に対して課される制裁行為であり、一定の地域に居住する住民が結束して交際を絶つこと(共同絶交)である。転じて、地域社会から特定の住民を排斥したり、集団の中で特定のメンバーを排斥(いじめ)したりする行為を指して用いられる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E5%85%AB%E5%88%86

店内の秩序を維持する理由でも、他のホストのお客さんをとるのはどこでもNG。またひとりのホストを指名したら、そのあと別のホストを指名することはできない『永久指名制』を導入している店もあります。

カリスマホストのローランドが手がける「the club」もこのシステム。ホストの氏名を替えることは、どの店でも難易度が高めです。最初から揉め事がおこらないように、永久指名制を選ぶお店が少なくありません。

 

ちゃんと仕事内容を聞こう

求人広告ではなく、知人の紹介でホストになることの大きなメリットが存在します。それは求人情報には記載されない、生の情報を直接聞けること。親しければ親しいほど、たくさんの役立つ情報が手に入ります。「実はここだけの話なんだけど…」と耳打ちされることもあるでしょう。

その際に、「店内でみんながどういった働き方をしているのか?」「働く人間とお客の相関図」などを、詳細に聞き出すのがおすすめ。先にたくさんの情報を脳内にインプットしておけば、働いてからの戸惑いを減らせます。

 

まとめ

求人のルートで勤務するにせよ、知人の紹介で働く形になるにせよホストとして活動すること自体、負担が多いのは確か。得手不得手がはっきり分かれる世界です。

「これは天職!」と感じる人は、1,000万円プレイヤーになることも夢ではありません。しかし全員が全員、勝者になれない弱肉強食の世界であることも頭へ入れておきましょう。時間は不規則ですし、アルコールやストレスによって内臓の状態が悪化するホストも決して少なくありません。もし「俺には向いていない…」と思ったら、紹介者のことは一旦忘れて、すぐに辞めるようにしてください。

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