女性にモテる、会話も上手、顔もイケメン、となれば、男性ならば一度はホストという職業を考えたことがあるのではないでしょうか?
しかし実際にホストになってみようと思うと様々な不安が思い浮かびます。その一つホストのノルマについてご紹介していきたいと思います。
ホストクラブにはノルマがある?
一昔前のホストクラブだったら、ノルマがない場所はまれでした。ホストクラブも経営に本気なので、従業員にある程度のノルマを課していたのです。この時代は、サラリーマンの営業であってもノルマがあって、ノルマ達成のために当時のサラリーマンもホストも苦しんでいました。
ですが今はどうでしょうか?営業ノルマという言葉が排除され、ノルマ=ブラック企業のようなイメージが定着しました。
実は当時、このノルマがきつくてホストクラブを辞めたホストは数多くいます。しかし、最近ではノルマ一切なしと書いてある求人も多く見かけるようになりました。しかし実際に働いてみたらノルマは存在したという話もちらほら聞きます。
ただ、優良ホストクラブのほとんどはノルマはありません。ただ、売上目標を設定するところは多いようです。
目標を立てて仕事をするスタイルとは?
目標とノルマは同じように感じますが、そうではありません。ノルマはそれが達成できなければ解雇や減俸になる可能性が高いですが、目標の場合はたとえ達成できないとしても特に何かがあるわけではありません。
ただ、 ホストとして大きく稼ぐには目標を適度に達成していることは不可欠です。結局、自分の給料がどこから来るかというと、お客さんが自分に使ってくれた金額になるわけなので、売上が少なければ当然給料も上がっていきません。
これは夜の仕事に関わらず、営業職の歩合制も同じですね。
ホストクラブにはどんな目標がある?
では具体的にどのような目標があるのでしょうか。
これは、意外ですが自分で決めることがほとんどだそうです。そもそもホストになる動機は、稼ぐためですよね。目標のハードルが低いとどうしても行動もそうなってしまいます。ホストクラブの多くでは、「売れたら何が欲しい?」と具体的に考えてもらうことで、行動するしかない状況を作るそうです。
これが明確にイメージできれば、ホスト自身のモチベーションにもつながりますし、結果的にホストクラブの利益も増えます。
売り上げに対してもらえる割合は営業職よりも圧倒的に高い
営業職の歩合制は、例えばインセンティブが多い住宅売り上げでも売り上げの2%程度です。他にもインセンティブが多い営業職でも多くて100万円ほど入ってくればいいほうです。しかし、ホストの場合は、ホストクラブにもよりますが、4割程度以上が自分の懐に入るのです。
これは昼間の営業職ではまず考えられない数字です。月に億を売り上げるホストの場合は毎月4,000万円ほどは入ってくるのです。
このようにホストにノルマは今では少なくなりましたが、自分が稼ぐためにも目標を設定していくのが主流なようですね。