「ホストに興味はあるけれど、本当に稼げるの？」「お酒や健康面が心配…」とネガティブ要素が気になっている人もいるのではないでしょうか。ホストにはいくつかデメリットがある一方で、それ以上に魅力的なメリットも多くあります。
本記事では、ホストになるメリット・デメリットを紹介します 。ポストに向いている人・向いていない人の特徴についても併せてみていきましょう
ホストの仕事内容
ホストの仕事は、営業時間内・営業時間外の2つに分けられます。ほぼ24時間体制で対応が求められる点が、ホストとして働くポイントといえるでしょう。
営業時間内の仕事
営業時間内の仕事は、主に下記の通りです。
・お客様との会話
・お酒づくり
・テーブルの清掃
・灰皿の用意や交換
・お客様のタバコに火を付ける
・人気ホストのサポート
お酒を飲みながらの接客は、ホストのメインとなる仕事です。お酒を作ったりテーブルをキレイに保ったりしながら、お客様と会話をして楽しんでもらえるサービスを提供します。
指名客がいないときは、ヘルプに入って他のホストの代わりに接客を行います。お店が忙しいときは、料理やお酒を運んだり、お客様が帰ったテーブルを片したりと、内勤の手伝いをすることもあります。
営業時間外の仕事
営業時間外の仕事は下記のとおりです。
・営業連絡
・髪の毛や身だしなみのセット
・お客様との同伴やアフター
・開店準備や閉店作業
・会議
ホストの大きな目標は、より多くの指名をもらって、売上を上げることです。そのためには、営業時間外にも、自分磨きをしつつお客様への連絡や同伴・アフターを精力的に行って、指名の獲得を目指す必要があります。
ホストになるメリット
それでは、営業時間外のプライベートな時間を削ってまで、ホストとして働くメリットはどこにあるのでしょうか。
・実力主義で収入は青天井で上げられる
・コミュニケーション能力を身につけられる
・女性にモテるようになる
・寮に入ることができる
ホストとして働く魅力についてみていきましょう。
実力主義で収入は青天井で上げられる
ホスト業界は完全実力主義で、収入は青天井。歩合制のお店がほとんどなので、売れれば売れるほど入ってくるお金は大きくなります。
ホストとして働く人の多くは、他の仕事では手にできないような収入を目指して業界入りしてきます。上位クラスのホストになれば、年齢を問わず年収1,000万～1億円。若くして大きな稼ぎを得られるチャンスがあるという点は、ホストの最大のメリットです。
コミュニケーション能力を身につけられる
ホストとしての技術を上げることは、コミュニケーション能力の向上を意味します。
お客様になる女性の職業や性格は千差万別で、抱えている悩みやホストに来る理由もそれぞれ異なります。その場の空気や相手の気持ちに合わせた接客が求められるため、ホストとして仕事をすればするほど、コミュニケーション能力が上がります。
高いコミュニケーション能力はプライベートでの人間関係や、ホスト以外での多くの仕事で求められるスキルなので、今後の人生にプラスになるでしょう。
女性にモテるようになる
ホストの仕事は、「女性のファンを作ること」と言い換えられます。ホストとして売れようと努力をすれば、女性に好かれる外見とトーク力を日々磨くことになるため、仕事中だけでなく、プライベートでも女性からモテるようになるでしょう。
男性としての魅力度を上げられれば、今後の人生にもメリットとなるはずです。
寮に入ることができる
多くのホストクラブで、ホスト向けの寮を用意しています。一般的に即日入居が可能なので、「地方から出てきたばかりで家がない」「1人暮らしだと家賃が支払えない」という場合でも、ホストクラブに出勤しやすい場所に住むことができます。
また、ホストクラブの寮は、上位クラスのホストでない限り、同僚ホストと相部屋です。先輩ホストから接客のコツやアドバイスを聞くこともできるでしょう。
ホストになるデメリット
つづいては、多くの人が気になっているホストクラブで働くデメリットについて、みていきましょう。
・売上を上げられないと収入が低い
・お酒を多く飲む必要がある
・生活が昼夜逆転する
・メンタルが削られる
ホストになれば大きなお金を稼げるチャンスがある代わりに、それなりの努力が必要となります。
売上を上げられないと収入が低い
歩合制ということは、自分の売上が低ければ、それだけ収入も低くなるということです。固定給+歩合制のホストクラブは多いものの、ヘアメイクや衣装代といった出費もあるため、歩合分の収入がないと手元に残るお金はわずかでしょう。
ホストクラブは、競争も格差も激しい世界です。ホストの最大のメリットである高収入を得るためには、売上を上げるホストになることが必須となります。
お酒を多く飲む必要がある
ホストの接客では、飲酒をしながらの会話が基本です。女性に気持ちよく楽しんでもらうためには、注文してもらったお酒を有難く飲むこともホストの大切な仕事といえます。
お酒が飲めなくてもホストになることはできますが、お酒の注文がそのままホストの売上になるため、オーダーしてもらえばもらうほど収入はアップします。大きな金額を稼ぎたいなら、飲酒はほぼ必須と考えたほうがよいでしょう。
生活が昼夜逆転する
ホストの営業時間は、18時ごろから夜の24時、または地域によって25時までです。閉店作業をしたり、お客様とアフターに行ったりすれば、寝るのは早くても朝方になります。生活が昼夜逆転してしまうため、身体的な負担が大きくなりがちです。
体調不良になる人も多く、昼型の生活をするとき以上に、健康や食生活に気を遣う必要があります。
メンタルが削られる
実力主義の世界で、プライベートの時間さえ削りながら努力を続けることは、メンタル的にも負担が大きくなります。
頑張ってお客様に連絡をしても無視されたり、ときには売掛けを飛ばれたりすることもあります。競争が激しい世界なので、同僚ホストと喧嘩になったり、後輩ホストに売上を抜かれたりすることもあります。メンタル的に「きつい」と感じるホストは少なくないようです。
ホストに向いている人・向いていない人
それではどのような人がホストに向いていて、どのような人がホストに向いていないといえるのでしょうか。ホストになるか迷っている人は、参考にしてみてください。
【ホストに向いている人】
・がっつり稼ぎたいという気持ちが強い
・多方面に興味を持てる
・女性と会話するのが好き
・お酒を飲むのが好き、お酒が強い
・仕事意識が高くて負けず嫌い
・体力がある
・メンタルが強い
・まめなやり取りができる
【ホストに向いていない人】
・人と関わり合いたくない
・体力がない
・時間や約束を守れない
・プライベートに仕事を持ち込みたくない
・できるだけ楽に稼ぎたい
ホストは決して楽に稼げる仕事ではありません。体力的にも精神的にも負担が大きく、あらゆる面での自分磨きが必要です。「絶対に売れる」という強い意思と、目標に向かって努力ができる人が向いているといえるでしょう。
まとめ
今回は、ホストとして働くメリット・デメリットを詳しく解説しました。ホストには予め知っておきたいデメリットはあるものの、メリットがかなり大きいため高収入を得たい人や女性からモテたい人にとってはかなり魅力的な職業です。
なかには、バイトや副業でホストとして働いている人もいます。ホストに興味があるという人はまずは入店してみて、数か月頑張ってみてから続けるのか判断してみいいかもしれませんね！
ホストで働いてみたいという人は、ぜひNew Generation Groupにご相談ください。公式LINEからお気軽にご連絡いただけます。