どうもこんばんは。
歌舞伎町でホストクラブを運営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回のコラムは、前回に引き続きNGGの2022年の振り返りです。特に大きな結果を残したホストクラブ・MAJESTYについて主に書いていきます。
圧倒的なスピード感で成長したMAJESTY
2022年のNGGはグループ全体の売上も大きく伸びましたが、特に大きな出来事だったのは、MAJESTYの月間売上が1億円を突破したことでした。
月間売上1億円というのは、僕も以前は不可能な数字だと思っていました。
「1億ってどんな世界なんだろう?」と考えても、正直想像がつきませんでした。
しかしMAJESTYは、鋼牙社長を中心にしたスタッフがしっかりホストを育て、圧倒的なスピード感で店舗を成長させていきました。
そして現場の個々のホストたちも、圧倒的な数字を残してくれました。
友介は1月に月間売上3000万円を突破し、グループのレギュラー記録を更新しました。
そして6月にはリュウノスケが3200万円の売上を記録して、それを更新。
勝利は毎月のように1000万超の売上を残し続けたうえで、9月にはグループ最高記録をさらに更新する4000万円超の売上を達成しています。
また、その下の世代のほむら、en、隼、白、ユキも結果を残し続けました。
そしてMAJESTYは、まだキャリアが1年程度のホストたちも、1000万円を売るようなホストクラブになってきました。
それぞれが自分の狙いや野望を持ったうえで、しっかり売上を作ってくれていたわけです。
今のMAJESTYは、ホストクラブの一つの理想形になりつつあると思います。
「あとは人数が増えさえすれば歌舞伎町のトップも確実に取れる」という手応えも出てきました。
業界全体のレベル向上の背景には「健全化」がある
そうしたMAJESTYの躍進の裏では、歌舞伎町のホスト業界全体のレベルも上がっています。
たとえば勝利代表代行は月間売上が4,000万円を突破しましたが、その数字でも歌舞伎町では3番手前後の状態です。
ホストクラブ全体のレベルがこれだけ上がっている理由には、まず業界の競争の健全化が挙げられます。
いまの歌舞伎町で結果を残しているのは、きちんと経営して、きちんとプロデュースして、きちんとマネジメントしているホスト企業だけです。
つまり、歌舞伎町のホスト産業が成熟の段階に入り、「企業としてちゃんとしているところ」だけが生き残っているということ。
この歌舞伎町は、もう怪しいグループは確実に生き残れない場所になったわけです。
そのため今の歌舞伎町のホスト業界では、上位のグループはどこも運営がしっかりしています。
働く側にやる気と実力があれば、どこに入っても売れる状態とも言えます。
ただし、「このグループはブランディングが上手い」といった特色は個々にあるので、やはり自分に合ったグループを選ぶのは大切です。
そうしたなかで、NEW GENERATION GROUPは、自分たちのカラーと地位を確立しつつあると思います。
NGGの特徴は育成能力です。
未経験9割の状態からのスタートで、売れるホストを何人も育てててきた実績があります。
NGGの育成能力の高さは、グループが成長するなかでより磨かれていますし、僕は業界一だと自負しています。
特にここ1~2年は、幹部を中心に、グループ全体を動かしていく人材も育ってきました。
核となるメンバーがまた増えて、来年はグループ全体でも展開が速くなる兆しが見えています。
なお今回は、MAJESTYのことを中心に書きましたが、2022年は他のホストクラブも大きな結果を残してくれました。
次回はそうした各店舗の結果を振り返りながら、NGGの2022年の変化を引き続き振り返っていきます。