どもども。歌舞伎町でホストクラブを運営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は、以前のTikTokで「酒乱も愛していこう」という投稿をした、僕の真意について書いてみます。
酒で乱れる親父を見て、「俺が稼いで楽させたろ」と思った
@ryusei_o_na_ @gmtdgwpwtmtdp への返信 質問に答えたぜー!!#オーナー #ホスト ♬ オリジナル楽曲 – 諭吉💴オーナー桑田龍征
ツイッターでも書いたことですが、僕の親父は死ぬほど酒乱でした。
だからもともと、酒乱はメチャクチャ嫌いなんです。
でも、父親がある日、風呂場で独り言を言っているのを見て、考えたんです。
「誰だって、好き好んで酒飲んで暴れてるわけじゃないよな。本当はそんなことしたくないけど、抱えてるものがあるんだよな」って。
当時は暴力が怖かったですけど、「将来は俺が稼いで楽させたろ」と思いました。
でも20代前半までは、相変わらず酒乱は嫌いでしたよ。
当時はお酒を飲むにも、相手は年上ばかりでしたし、権力も腕力も上の自分より上の人ばかり。
そんな酒乱と飲むのは苦痛でしたから。
頑張っているがゆえ、酒乱になるヤツもいる
真剣に仕事に向き合っていて、寝ても覚めても仕事のことしか考えられないから、酒に逃げて乱れちゃうヤツもいます。
ある種、ノイローゼ気味と言えるかもしれませんが、「頑張りすぎて酒乱になっている」という人もいるわけです。
つまり、ストレスやプレッシャーにうまく対処できていないわけですが、そういう人から酒を取り上げると、ただの腑抜けになってしまう可能性もある。
だから僕は、酒を飲んで乱れてしまう若いホストを全否定はできません。
「頑張ってるがゆえに、今はストレス過多の状態なんだな」って感じるときもありますから。
身内じゃなければ警察を呼ぶ。でも想像力は忘れずにいたい
僕の先輩や社外の人間で、いまだに酒乱な40代の人とか全然いますけど、「それはダメだろ」と普通に思います。
自分の仕事や人生に関わっている酒乱は、抱きしめてあげたいと思います。
でも、関係ない人が酔っ払って人を殴ってたら、まあ警察を呼びます(笑)。
歳を重ねてるのに、快楽に飲まれて暴れてちゃダメですよね。
だから、そういう酒乱は僕も否定します。
けれど、否定したうえで、「でも、あの人も何か暴れなきゃいけない苦労があるのかな」という想像力は持っていたいと思います。
そして、世の中にもそうした配慮があってもいいのかな、と思います。
殴られた身からしたら、たまったものじゃないと思いますけどね。