超ブラック不動産を経験した男がホストになってソッコーで売れた話

どもども。歌舞伎町でホストクラブを運営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。

今回は、ソッコーで売れたブラック企業出身のホストの話と、「ある程度売れたホストがさらに伸びるために必要なこと」について書いてみます。

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KNIGHTの麗王が売れた理由

上のツイートで触れた、西新宿の超ブラック不動産を経験したホストというのは、KNIGHTの「麗王(Rio)」のことです。

ホストになってから、本当にソッコーで売れっ子になりました。

その不動産会社の話が、聞くと本当にスゴいんですよ。

社訓は「俺たちは疲れない」。

もうメチャクチャやばいですよね。『東京卍リベンジャーズ』みたいな世界です。

そして社内では「お疲れさまです」という挨拶は絶対禁止だったそうです。

理由は「疲れないから」。

ブラックですよね。

じゃあ代わりに何て挨拶するのかというと、「おたーす!」だそうです。

意味は「お楽しみさまです」で、その挨拶をしながら拍手もするんですよ。

意味分からないけど、面白いですよね。

そんな環境を生き抜いていた麗王は、ホストになっても速攻で売れたわけです。

ホストも大変な仕事ですけど、その不動産会社のようにはブラックじゃないですから。

売れたホストが「さらに伸びる」ために必要なこと

厳しい環境で働いてきた人は、麗王のようにホストになって即座に売れる可能性があります。

しかし、「その先でさらに伸びるかどうか」はその人次第です。

理由は色々ありますが、まずホストとしてある程度売れると、世の中の一般的な仕事よりも全然高い収入を得られます。

そこで満足してしまい、伸び悩んでしまう人がいます。

またホストの仕事は、世の中の会社員の仕事と比較すると、自分の裁量権が大きいです。

お客様との接客でどう動くかはもちろん、時間外の営業活動の努力も、自分を磨く努力もその人次第です。

頑張れる人は頑張れますが、サボろうと思えばいくらでもサボれる環境でもあるわけです。

ホストクラブには、ブラック企業のような「寝る時間も削って人を働かせ続ける過酷な仕組み」は存在しません。

つまり、ブラック企業では「会社の仕組み」によってバリバリ働いていた人も、ホストクラブだとサボってしまう可能性があるわけです。

では、ブラック企業での経験を武器にホストとして売れた人が、さらに売れるにはどうするか。

それは、自分で自分を奮い立たせて、ガムシャラに働く姿勢を身につけることです。

自分で自分にやる気スイッチを入れられる人間になる……という言い方もできます。

自分の周囲の人間の年収÷10=自分の年収

「日常で付き合う人間を変える」というのも、さらに上を目指すうえでは効果的です。

これはよく言われる話ですが、「自分の周囲の人間10人の年収÷10=自分の年収」というのは、当てはまる人が非常に多いです。

つまり、常日頃から儲けている人と付き合っている人は、自分も儲けられるようになるし、収入が低い人と一緒にいると、自分の年収も低くなりやすいということです。

そして収入が高い人は、昼夜を問わず仕事をしていて、自分を高める努力をしている人ばかりです。

そういう人と付き合っていれば、自分も頑張るようになるのは、ある意味で当然ですよね。

逆に、昼間はずーっと寝ていて何もしていない同僚のホストと付き合っているヤツは、やっぱり自分も努力しようとしません。

そういう場合は、付き合う人間を変えるべきです。

僕なんかは、昼間から寝ているような人間は視界にも入りません。

自分の周りにいる人間は、毎日ガムシャラに働いている人ばかりです。

だから僕も「もっと頑張ろう」と毎日思っています。

そうやって努力を重ねている人と付き合い始めると、最初はストレスも大きいでしょう。

でも次第に慣れるはずだし、自分もより努力できる人間になるはずです。

売れるために必要なのは、頑張った時間の長さであり、動いた数です。

売れるために「量」に勝るものはありません。

量を積み重ねれば必ず売れる。

量が足りなければ何者にもなれない。

そう肝に銘じて、努力を重ねましょう!

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