どうも~( ^_^)/ 歌舞伎町でホストクラブを運営するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回の記事では、事業には「広げるべき時期」と「深めるべき時期」がある……という話について書いてみます。
広げるとこまで広げたら、深堀りに進め
店舗数は一定のレベルまで広げられましたし、今の自分たちのキャパシティの限界近くまで、やれることはやってきました。
では、そこで事業の成長は終わりかというと、全くそんなことはありません。
僕は会社の事業には、「外に向けて広げる時期」と、「内に向かって深堀りすべき時期」があると思っています。
そして今のNGGは後者のタイミングにあります。
外に広げる部分を限界まで頑張ったら、今度は内部を強化する。
そうすることで、企業はまた外へと広がる活力を手に入れることができます。
人材育成、採用、企業文化の見直し……やるべきことは沢山ある
ホストクラブであれば、接客面の充実を図ることが一つです。また人材育成や採用を強化することも大切でしょう。
そして企業の持つカルチャーを見直し、いい部分に磨きをかけることも非常に大事です。
NGGは、メンバー同士で褒めあい・認めあい・互いに感謝する「承認の文化」を以前から大切にしていますが、そのカルチャーはより深めていきたいと思っています。
また内部の見直しを進めるなかでは、日常業務のコスト削減の可能性を探ることも大切です。
特に削るべきなのが、お金以上に「手間」のコストです。
日常業務を効率化し、そこに取り組む手間を減らせれば、より多くの時間を新しい事業に投入できるからです。
たとえばNGGの場合は、ウェブサイトの業務を優秀な業者さんにお願いすることによって、手間の部分で大幅なコスト削減ができました。
インプットの時期、アウトプットの時期
@ngg0811 勝利くんかっこいい#ホスト #歌舞伎町 #Majesty ♬ オリジナル楽曲 – ホストクラブ『Majesty』
情報や知識の扱い方についても、「広げる時期」と「深める時期」があります。
ひたすら情報を集めて、インプットを続けることが大事な時期もあれば、集めた情報を整理して、アウトプットに向かうべき時期もあります。
僕はこの部分でもNGGは後者の時期にあると感じていて、いまはこうしたコラムの執筆や、You Tubeの出演、Tik Tokの更新などに力を入れています。
なおSNSについては、目新しいものに積極的にトライすることも大切ですが、「やってみたけど効果がないね」と終わりにするものが大半だと、企業として残るものがありません。
手当り次第にやることを広げるのではなく、やはり「選択と集中」が大事になってきます。
人脈を広げず、アンテナを畳んで、成長速度を上げる
「人脈を広げること」は、それだけで意味のあるように感じられますが、広げた人脈を維持するためには相当なエネルギーが必要だからです。
僕自身については、20代の後半は人脈をものすごく広げていた時期でした。
当時は異業種の人から学ぶことが本当に多かったので、異業種の人脈を広げていましたし、当時の自分の行動には大きな意味があったと思います。
でも今は、人脈を広げようとは思いません。
新しい情報は、SNSやYou Tubeから入ってくるようになりましたし、僕も出演している『令和の虎』の社長たちのYou Tubeだけ見るだけでも、非常に刺激を受けられます。
僕にとって『令和の虎』は、かつての異業種の人脈に変わる一種のコミュニティのような存在になっています。
竹之内教博社長や林尚弘社長のYou Tubeなどは、本当に勉強になる話ばかりなので、「これを見てれば異業種の人脈なんて無理に広げなくていいな」と感じます。
情報収集では「アンテナを広げること」に意味があると思われがちですが、僕は今、むしろアンテナを畳んでいます。
そして自分に必要な情報だけを集中的に手に入れることで、NGGの成長のスピードは確実に速まっていると感じます。