どもども、NEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回の記事では、ちょっと政治や社会のことについて書いてみたいと思います。
選挙に行くホストは少数派
まあ、行ってる人は少なかったです。若い世代の政治への関心、ホントに低すぎるなと感じました。
それは後に述べるように、本人たちだけの責任ではないと思いますが、みんな政治に関心がないというか、自分から諦めちゃっているんだと思います。
正直、もうフランス革命くらいのことが起こらないと、この状態は変わらないと思います。
メディアと上の世代には重い責任がある
国のコロナに関する政策がムチャクチャなのに、マスメディアはまともな批判もしなくなっていますからね。
少し前、西村経済再生担当相が、お酒の提供をやめない飲食店に対して「金融機関から働きかけを行ってもらう」と発言して問題になりましたが、あれは物凄い露骨な圧力でした。
権力者が国民に圧力をかけている状況には、「北朝鮮とやっていることが同じじゃん!」と感じましたが、当時もその深刻さを伝える報道は少なかった。
だからこそ、権力の暴走に歯止めが効かなくなりつつあります。
そしてマスメディアは死に体となり、尖った意見が見られるのはネットニュースやSNSだけになりました。
社会が変わろうが変わらなかろうが、自分たちは逃げ切れるし、コロナ対策についても、メディアに「若者は外へ出るな!飲むな!遊ぶな」と訴えてもらえれば、自分の周囲に危険は及ばないわけですから。
そして、このまま行けば、日本の国力はどんどん低下していくと思います。
有観客でスポーツイベントを開催する外国への遅れ
サッカーのユーロしかり、大リーグのオールスターゲームしかり、向こうではワクチン接種をしっかり進めたうえで、観客を入れてスポーツを開催しています。
コロナのリスクは日本よりも小さくなりつつあるし、もう日常を取り戻すフェーズに入りつつあるんです。
そうした海外のスポーツを見ていると「経済活動を復活しよう」という政治家の強い意志を感じますし、それを支持する国民の姿も見えてきます。
そうした状況も、日本とは大違いですよね。
コロナ対策への不満が投票へつながらないワケ
でも僕の印象だと、日本人の多くは「日本のコロナ対策はこれでいいのかな?」「この社会は今のままでいいのかな?」と疑問を持ちつつ、特に何もしていないと思います。
若い世代には特にそういう人が多いでしょう。
おそらく彼ら・彼女らは、「自分が投票に行ったって、別にお金がもらえるわけじゃないし」と思ってるんでしょうし、自分の持っている1票の価値を低く見積もっているのもあるでしょう。
そして、これまで政治に関心がなかった人、投票に行く習慣がなかった人が、いきなり投票にいくのは難しいことです。
これは選挙に限らないですが、新しいことを始めるのって、ものすごくパワーがいりますから。ましてや投票日は雨でしたからね。
あとホストのなかには「住民票を移してないから地元に帰らないと投票できない」という人もいました。
それは本人の責任でもありますけど、アナログな仕組みにも問題があるので、ネット投票とかの仕組みはどんどん取り入れてほしいです。
僕は若い世代が政治に関心を持てない状況が歯がゆいです。
実は若者が政治に無関心のほうが、今の政府にとっては都合がいいわけですし、政治家たちの思い通りになっていることにも悔しさを感じます。
「未来の子供のため」「日本のため」という意識が投票につながる
日本のために。未来の子どもたちのために。
そうした意識が芽生えてきたら、自然と政治にも関心が生まれるでしょう。
僕は20歳を越えたら、そうした意識を持てる人間になるべきだと思います。
そして「日本のために」という意識を持つには、当事者意識が必要です。
僕には「自分は日本人だ」という当事者意識がありますし、日本が大好きです。
だから仕事でも日本に貢献できることをしたいと思っています。
娯楽ばかりの世の中で政治に関心を向けるには
若い世代が政治に関心を持つようになれば、自然とニュースを見たり、自分なりに情報を収集したりするようになると思います。
そうした情報もなしに、「誰かに票を入れろ」と言われても、それは難しいですよね。
ただ今は、世の中に娯楽が増えすぎているので、若い世代は自然とニュースに触れる機会が減っていと思います。
SNSだけでもいろんな種類のものがありますし、スマホでゲームもできるし、Netflixもアマゾン・プライムも見られる。楽しいことが多すぎるんです。
そうやって娯楽の供給が増え続ける一方で、一人ひとりが消化できるコンテンツの量には限界がある。
実際にコンテンツの消費量自体は増えていないというデータもあります。
そうやって娯楽が供給過多の状況になっていることも、若い人の政治への関心の低さにつながっていると思います。
そんな状況でも、僕は自分と同じような志を持って、行動を共にしてくれる仲間を増やしたいと思っています。
そして、歌舞伎町には新しい行動を起こせる自由があります。
僕はコロナで日本がこんな状態でも、歌舞伎町という街にいられてラッキーだなと思っています。
ただ、「歌舞伎町だけが良くなればいい」とは思わないですし、これからは日本全体が変わっていく必要があると思います。