人の心をつかむ。
難しく聞こえますが、日常生活で全員がしている事です。
友達が増えた。彼女ができた。上司と仲良くなった。モノやサービスを購入してもらう。
これらは全て相手の心をつかんでいるのです。
人の心をつかむとはなにか。
それは、その人が自分に心を開いていることを言います。
もっと言えば、あなた起因で、相手の行動を生むことです。
これは、生きる上で非常に大切なことではないでしょうか?
それでは、人の心をつかむ方法を説明していきたいと思います。
自らアクションを起こす
相手の心をつかむためには、まず自分から相手に好意を示すことが大切です。
人は誰もが“自己承認欲求“といって、誰かに認められたい!と思っています。
相手が自分にとって重要な人、大事な人だということを言葉にして伝えることで相手の自己承認欲求を満たすことができます。
例えば、友達が自分のことを紹介するときに「大事な友達」と紹介してくれたら嬉しいですよね。「大事な友達」と言われることで、特別に思ってくれていると思い、その友達に対して好印象を持つことになります。
親近感や特別な存在である、という気持ちを相手が感じてくれるようにふるまうことや言葉にしてして伝えることによって、相手との距離が近くなり向こうからも好意を感じられるようになるのです。
相手に好かれたければ、まずは自分から好きになれ。
という言葉がぴったりですね。
感情は出さなければ損!
話をしている時、相手の反応があまりないと、ちゃんと聞かれていないように感じませんか?
話し手は気分を悪くすることがあり、接客が仕事であるホストの世界では致命傷となります。
このことはホストの世界だけではなく、日常生活でもいえます。
会話をするときに表情が乏しく、反応が薄いと、一緒にいても楽しくないと思われてしまい相手にいい印象を持たれません。
では、どうすればいいのか?
人の表情は意識次第で変わります。
自宅の鏡の前で喜怒哀楽の表情を練習しましょう!
恥ずかしがらずに全力ですることによって表情が柔らかくなっていくのが感じられたら成功です。
円滑なコミュニケーションをするには、的確なあいづちも必要ですが、それと同じくらい目に見える表情や態度がとても大切なので、練習していきましょう!
相手が求めていることを理解する
男と女で会話に求めることが大きく異なることを知っていますか?
ホストという仕事は、女性の話を聞くこと、気持ちよく話してもらうことがとても重要です。
しかしこれが想像以上に難しく、しっかり受け答えしているつもりでも、何気ない一言でお客様の気分を害してしまうことがあるのです。
女性にはNGワードがあり、容姿・職業・年齢の3つです。
さらにこれとは別に、言ってはいけないフレーズというものがあります。
それは、
「要するに~でしょ?」のような勝手にまとめるフレーズ
「結局、どうしたいの?」のような結論を求める一言
「じゃあ、○○すればいいんじゃない?」のような解決策の提案
です。
男性なら言いがちかと思いますが、これらは絶対に避けたいワード。
男性はその話を理屈っぽく倫理的に考えようとして、女性は感情を優先し、行動します。
女性は誰かに聞いてほしいという感情でその話をしているだけで、その話の解決策や結論は求めていないのです。
つまり、女性が会話に求めているのは「共感」なのです。
「僕もそう思う。」と相手の感情に共感してあげることで、相手の心をつかむことができるのです。
相手の心をつかむ方法 まとめ
相手の心をつかむには、その人の心を理解する努力がとても大切です。
そのうえで、自ら相手に好意を示す、であったり、感情を豊かに表現するなどのアクションが必要になってくるわけです。
これらのスキルは、正直ヒトとして「当たり前」の話だと思います。
しかし、ホストとして毎日接客をしていると、この「当たり前」こそ、本当に重要なことに気づくのです。