どもども。
歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は財務省解体デモの動きや、その件で堀江さんの意見を読んで考えたことを書いてみます。
問題は「政治」と「国民」の距離が離れていること
僕が何気なくXでつぶやいた「堀江さんって政府、財務省の犬なの?」というポストが万バズして、かなり話題になってしまいました。
ただ僕は、堀江さんを批判したかったわけではありません。
むしろ、堀江さんの考えていることをもっと聞きたいと思っていて、その後に堀江さんも動画を出してくれました。
税収と税金の使い方の話や、株式譲渡益を減税すればスタートアップの起業意欲がメチャクチャ上がる……という話は理解できました。
ただ、「日本にはそこまで起業家になりたい人が沢山いるのかな」という疑問はありましたね。
また「今後は日本の田舎とよばれる地域を復興するより、これからの人口減少や費用対効果も考えて、住む場所を制限して、下水や道路などのインフラも集中して整備すべき」という話もありました。
そして、「そうした改革を進められるリーダーが必要だ」という話もしていました。
そのあたりの意見は、堀江さんらしく筋の通ったものだと思います。
ただ、「財務省に文句を言ってもお前らの生活は良くならねえよ」という最後の話や、全体の話のトーンについては、少し納得ができないところもありました。
今の世の中では、政治の動きと国民がどんどん乖離していて、国民の側に「もっと説明をしてほしい」という思いや不信感が高まっています。
つまり、国民の感情が置いてけぼりにされているんですよね。
堀江さんのように頭のいい人達がアイデアをどんどん出すことも大事です。
ただ、それだけでは国民は納得せず、国民の側の「納得感」を醸成することが今の日本では(特に政治家が)できていない……というのが僕の見解です。
そういう国民の側の不満と、「いちど僕達、私達の声を聞いて下さい」という思いが、財務省解体デモに繋がったと思うんですよね。
このままだと、政治と国民の距離がさらに離れていくんじゃないか……という不安が僕にはあります。
この国を豊かにしてくれるリーダーが見当たらない
ちなみに僕のポストに対しては堀江さん本人から反応がありました。
引用すると、以下のような言葉でした。
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うん。俺の結論は「阿呆を参政党とか保守党とかれいわ新撰組みたいに気持ちの良い甘言を弄して」騙して政権とって、そいつらの望むのと全く逆の政策を実現する、くらいしか思いつかんのよ。理解はされない。なぜか。人は周りと比べて自分がどういうポジションなのかを考える。ほとんどの国民が100年前とかと比べるとめちゃくちゃ豊かになってる。だけどそれを前提に比較する。だからいつまで経っても「精神的に」豊かになれない、これに尽きる。
つまり、民の気持ちに寄り添うのは無限ループなんすよ。豊かになるってのはどういうことなのかの基本を理解してもらうしかないんですよ。
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つまり堀江さんとしては、「日本の社会や国民はどんどん豊かになってるけど、過去との比較じゃなくて『自分の周りの人との比較』をするから、不満を抱えるし精神的に豊かになれない。だから政治家は『豊かになるとはどういうことか』を伝え続けていくしかない」と思っている……ということですね。
もちろん、今の世の中には他人と自分を比較して不満を抱え、それが政治への不信に繋がっている人もいるでしょう。
ただ、それ以上に「この国が豊かになっていく気がしない」「そういう方向にリーダーシップを取ってくれる人が見当たらない」というのが、いちばん大きな不満の源泉だと僕は感じています。
相手に合わせた言葉を使えば、意見はより届きやすくなる
そうしたメッセージを発するのは、堀江さんに「日本をもっと良くしたい」という意思があるからだと思います。
ただ、そういう前向きな気持ちを国民全体に広げていくには、「人に合わせた言葉を使えていない」と僕は感じました。
たとえば僕は、歌舞伎町で20代前半のホストたちに使う言葉と、『通販の虎』で生産者の方々に使う言葉と、『組織の左腕』で経営者の方々に使う言葉を、それぞれ使い分けています。
その人に合わせた言葉を使ったほうが、自分の意思が伝わるし、相手も自分の意思で「頑張ろう」「変わっていこう」と思いやすくなるからです。
XやYouTubeでの一斉発信なので、言葉の使い分けは難しい部分もありますが、堀江さんは誰に対しても使う言葉が一緒な気がして、「相手やフェーズ、環境に合わせた言葉を使ったら、もっと伝わるのに」と感じました。
また、僕自身ももっともっと政治を勉強して、堀江さんと面白い意見をカマし合えるような関係値を目指していきたいと思います!
今週のピックアップホスト
KNIGHT
真
東京都大田区生まれ 28歳
ホストを始めたきっかけ
人間関係が嫌になり、学校の先生を辞めてUber eatsで日銭を稼ぎながら2年半ニート生活をしていた。「このままじゃ人生終わるな」と思って仕事を探すことにした。
これまでにも真逆のことをしないと自分を変えられなかったので、先生と真逆の仕事を探したところ、お酒が好きだということもあり思いついたのがホスト。
未経験歓迎で検索して1番上に出てきたのがNGGで、福富統括の写真が大きく目立っていたので面接に行くことにした。
生い立ち
東京都大田区で2人兄弟の弟として生まれた。
小学生までは盛り上げ&お笑い担当でクラスの人気者だった。しかし太っていたことで中学に上がった頃からいじめに遭い、当時の友人とは疎遠になり暗い性格に変わっていった。
その時に「変わらなきゃ」と思い、野球部に入る。兄も野球部だったこともあり鍛えてもらったが、ダイエットは成功したものの野球に興味がなく全然上手くならなかった。
高校は美大に進学するために総合高校に進学する。3年間猛勉強をした結果、入試直前に勉強が嫌で病んでしまい通っていた予備校も辞め不登校になった。それでも美術の授業だけには出ており、将来はデザイナーや美術の先生を目指して勉強を再開した結果、美大に進学ができて教師になれた。
20歳で初めての彼女ができた。
実績
2022年5月 ホストデビュー
2022年10月 初シャンパンコール達成
2022年10月 初ラスソン獲得
2022年12月 初ナンバー入り
2023年3月 初オールコール達成
2024年11月 幹部補佐昇格
今後の目標
・麗王より上に立つ
・1,000万売る
・ナイトに新しく代表が輩出され分店ができる時に次の代表候補に選ばれる存在になりたい。
・2023年のクリスマスでオーナーにビンタされたので、No.1取ってオーナーにビンタする。