どもども。
歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG（NEW GENERATION GROUP＝ニュージェネレーショングループ）オーナーの桑田龍征です。
今回は僕が少し前に体調を崩して気がついたことについて書いてみます。
人は体調が悪いときの辛さをすぐ忘れてしまう
先日、僕は喉を痛めて声が出なくなりました。
固形物も食べられず、うどんやゼリーばかり食べていた時もありました。
その時は周囲の人たちが色々と優しくしてくれて、細井からは「もし必要だったら点滴してあげるけど、来る？」と電話をもらいました。
細井は実はメチャクチャ優しい人間です。
僕のことを本気で心配してくれていましたし、持つべきものは医者の友達だなと思いました（笑）。
そして気づいたのは、「声が出なくなると、あらゆる物事のやる気がなくなる」ということ。
また、「声」という存在が自分の生命線だったと気づきました。
林さんのフランチャイジーの学校の講義で登壇してほしい……と言われたときも、その予定がかなり先でも、「今、一番やりたくない仕事だな」と感じましたから。
もちろん林さんにはお世話になっているので、声を治して出ることにしましたが、「人の物事の判断って体調や気分にどんだけ左右されるんだよ！」と自分でも驚きました。
なので、声の調子が悪いときに喋る仕事の依頼を検討したらダメですね。
これは林さんが悪いわけじゃなくて、僕にその相談をしてきた秘書が悪いと思います（笑）。
しかし人間は、体調がいい時期は「体調が悪かったときの気持ち」なんて忘れてしまうし、体調がいい時期が永遠に続くと思っているバカな生き物なんですよね。
人間は肉でタンパク質を摂らないと元気になれない！
人間が生きていくうえでは食欲も大事だし、食べて栄養をとることも当然大事です。
喉が痛い時期は、「喉が痛いから食べるのもやめよう」みたいに思いがちですけど、どんな形でもある程度の栄養は取らなきゃ元気も出ないし仕事もできません。
特に不足しがちになるのがタンパク質です。
「ヴィーガンの人が餓死した」というニュースを見たことがありますが、人間の身体は肉でタンパク質を摂ることで健康を維持しやすい形にできています。
「ゴリラや馬のような草食動物もあれだけムキムキなんだから、人間も菜食主義で大丈夫だ」という人がいますが、それは違います。
ゴリラなどの腸内には、植物や果物からアミノ酸を合成することのできる微生物がいて、だからこそムキムキな筋肉を維持できているんだそうです。
一方の人間は、植物だけ食べていると、どうしてもやせ細りやすくなります。
動物の命も大切ですが、僕ら人間は草食だけでは維持しづらい身体を持って生まれたんだから、その身体に合わせたものを食べたいと僕は思います。
肉を食べると、身体が元気になって、覇気のようなものが漲ってくるのが分かりますから。
こういうことを改めて考えたのも、喉を痛めて柔らかいうどんとかだけを食べていて、マジで元気がない時期が続いたからですね。
「お前、俺の嫁？」と感動したヒカルの優しさ
ちなみに僕に優しくしてくれた人は細井のほかにもいます。
感動したのは同居しているヒカルの行動です。
僕が「喉痛いわ……」と言いながら、メチャクチャ具合悪い感じで一緒にいたら、Uber Eatsでポカリやソルティライチなどの飲み物、コーヒーゼリーやフルーツゼリーを頼んでくれました。
届いたときは「ヒカルが食べるのかな？」って思ってたら、「桑田さん具合悪そうなんで、これ桑田さん用」ってサラッと言われて、泣けてきましたね。
「お前、俺の嫁？」って思いましたから。
そして朝起きて、喉が痛すぎて何も食べれなかったときに、そのフルーツゼリーが本当に美味かったんです。
この夏はヒカルも体調を崩して喉を痛めてるときがあって、そのときは僕もできる限りのことをやりましたけど、自分が具合悪い時にこんな自然体で優しくしてくれて、喉ごしが良く、しかも今食べたい物をピンポイントで渡してくれたヒカルに感動した……という話でした。