ホストになったばかりの人や、伸び悩んでいるホストであれば、何本くらいの指名を目指せばいいのか気になりますよね。
本記事では、売れているホストの指名本数を紹介します。目標となる指名本数がはっきりすれば、達成へのモチベーションも高まるはずです。
指名本数・売上を増やす方法についてもお伝えするので、コツを抑えて人気ホストを目指しましょう!
ホストにおける指名本数とは?
まずは、ホスト業界における指名本数の数え方や指名客数との違いについて確認しておきます。
指名本数の数え方
ホストにおける指名本数とは、文字通り「お客様から指名された数」を指します。
お客様の数にかかわらず、同じお客様でも来店するたびに指名をもらえれば、その都度指名本数は増えていきます。たとえば、1人のお客様が週5で来店されれば、1ヶ月の指名本数は20本です。同じお客様が同じ日に2回来店して指名を入れれば、指名本数は2本としてカウントされます。
さらに、指名本数ではお客様が接客を受けたかは問われません。なかには、入口で指名をしてお金だけ支払い、接客を受けずにそのまま帰る「キャッシャーチェック」と呼ばれる方法で指名本数・売上を伸ばしてくれるお客様も存在します。
指名本数と指名客数の違い
対して、指名客数は、「指名してくれたお客様の数」です。指名本数と違い、何度来店・指名をもらっても指名客数は1人のままです。そのため、指名客数が指名本数を超えることはありません。
なお、多くのホストクラブでは、永久指名制を採用しているため、基本的にお客様は一度「このホスト!」と決めたら、同じホストをずっと指名し続けることになります。そのため、指名客数が多いほど、指名本数も獲得しやすくなります。
なかには、指名替えがOKなホストクラブもあります。この場合は、同じお客様でも来店のたびに異なるホストを指名する可能性があるので、指名客数のカウントはあまり意味がなくなります。
【クラス別】指名本数の目安・平均
それでは、売れているホストがどのくらいの指名をもらっているのか、平均的な指名本数を確認していきましょう。今回は、一般ホスト~ナンバー上位のホストまで、クラス別に紹介します。
ただし、あくまでも指名本数による分類です。売上やナンバーとは必ずしも比例しないので、参考目安としてください。
一般ホスト
一般的なホストの1ヶ月の平均指名本数は約20本です。月間20本指名があれば、出勤日にはお客様を最低でも1人は呼べている計算となります。
一般以下の売れないホストや新人ホストは、出勤日に指名が0になる状態を回避するところを目標としましょう。
中堅ホスト
中堅ホストの場合、1ヶ月の平均指名本数は約40本。40本の指名をもらおうとすると、指名してくれるお客様が4人いても、それぞれ最低で3日に1回の来店が必要です。なかなか高いハードルですね。
指名本数だけみると、中小規模店舗なら2~5人程度、大型店舗なら10人いるかいないかという本数となります。
人気ホスト
人気ホストともなれば、1ヶ月の平均指名本数は60~80本。毎日2~4本の指名をもらう計算です。
もちろん指名本数=売上ではないので、ナンバー入りできるとは限りません。しかし、毎日何本も指名が入るホストはかなりの人気ホストといえるでしょう。
上位ホスト
ナンバー上位のホストの場合、1ヶ月の指名本数は100本超のことが多いようです。
さらに、ホスト業界トップクラスのホストになれば、その指名本数は青天井です。月間の指名本数が300本を超えれば業界トップクラス20に入るレベルのカリスマホストとなります。
指名客数の目安・平均
指名客数は、指名本数の約15%が目安となります。そのため、一般ホストであれば約3人、指名本数100本の上位ホストなら約15人が平均的な指名客数です。
ただし、お客様によって来店頻度は大きく異なります。細客を含む場合は、もう少し指名客数が多いことが予想されます。
指名本数ナンバーと売上ナンバーの違い
ホストクラブで売上を競うことはよく知られていますが、指名本数も同時にランク付けして発表されます。
指名本数はあくまでも指名された数なので、売上と比例せず、指名本数No.1と売上No.1のホストが異なることもあります。
指名本数ナンバーと売上ナンバーはどちらが重要?
指名本数ナンバーと売上ナンバーのどちらが重要であるかは一概に決められません。
たしかに、売上No.1ホストのほうが稼ぎが大きいので、実質的には売上No.1がお店のトップといえます。しかし、極端な話、指名してくれるお客様が1人で、月間指名本数が1本でも、使ったお金が莫大な額であれば売上No.1を獲得できるのです。しかし、そのお客様と切れてしまえば、売上は0になるのでかなり不安定ですよね。
一方で、指名本数が多いということは、同じお客様が何度も来店している、または、多くのお客様から指名をもらっていることになります。この場合、どちらのほうが人気ホストかといわれれば、指名本数が多いホストでしょう。指名本数が多ければ、一部のお客様に無理をさせず、リスクも分散できます。
人気ホストの条件はさまざまありますが、指名本数と売上、両方を重視したほうが無難ではないでしょう。
指名本数・売上を増やす方法
最後は、指名本数や売上を伸ばすにはどうすればいいのか確認します。とくに、月間指名本数が20本以下で売上も伸び悩んでいるホストは、以下のことを実践してみましょう。
出勤日を増やす
出勤日を増やせば、それだけ指名をもらえるチャンスが増えることになります。
たとえば、出勤していれば、新規のお客様から新しく本指名をもらえるかもしれません。また、いつも指名してくれるお客様がいる場合でも、お客様が来店できる日に出勤していなければ、指名本数・売上アップのチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。
既存のお客様の単価を上げる
お客様1人あたりの単価を上げることも重要です。同じ指名客数・指名本数でも1回の指名でより多くのお金を使ってもらえれば、無理にお客様や指名の数を増やさなくても売上をアップできます。
また、指名をくれるお客様が多すぎても、1人のお客様をフォローする時間や頻度が減るので満足度が下がり、単価も下がりかねません。お客様・指名の数は増やし過ぎず、単価アップを目指しましょう。
お客様の守備範囲を広げる
そもそも指名がもらえないという人は、お客様の守備範囲を広げるのも効果的です。
たとえば、会話のネタが広いほど、どんなお客様が来ても会話が弾み、楽しんでもらうことができるので、指名に繋がりやすくなります。コスメやファッション、流行りのドラマ・映画など、まずは女性が好きなジャンルについてまんべんなく話せるようにしておきましょう。
売れているホストの技術を盗む
他のホストとの差別化を図ろうと最初から自己流の売り方を模索するホストも少なくありません。しかし、実際は売れているホストから、接客やトークのテクニックを盗んだほうが手っ取り早く女性受けするホストになることができます。
もちろん二番煎じだとトップは目指せないので、オリジナルな要素はある程度女性を楽しませる基礎的なテクニックを身につけてからプラスするのがおすすめです。
内勤スタッフ・他のホストと良好な人間関係を築く
指名をもらうためには、内勤スタッフや他のホストとの人間関係も重要です。実は、多くの場合、内勤スタッフが新規やヘルプにどのホストを付けるかを決めています。そのため、内勤スタッフと良好な関係を築いておいて損はありません。
また、同僚や先輩ホストと仲が良ければ、接客の相談ができるほか、ヘルプに呼んでもらいやすくなることも。女性のなかには、ホスト同士の絡みが「好き」「癒される」という人も多いので、活躍の場が広がるでしょう。
働くお店を変える
「指名が取れない」「内勤スタッフや他のホストと仲が悪い」などの場合は、働くお店を変えるの1つの方法です。
ホストクラブも、一般的な昼職と同様に職場の合う・合わないがあります。人によっては、移籍してから一気に伸びるという可能性もあります。どうしても働きにくいと感じる場合は、他のお店への移籍も検討してみましょう。
まとめ
今回は、ホストの指名本数について詳しくお伝えしました。指名本数はホストの人気を図る大切な指標です。売上アップも重要ですが、人気ホストになるためには指名本数アップも意識していきましょう。
指名本数や売上を増やすためには、個人の努力はもちろん、働く環境も大切です。
New Generation Groupでは、最低給料保障や幹部育成制度が用意されていて、これから上を目指したい人が働きやすい文化、成長しやすい環境の整備に取り組んでいます。業界トップの高額バック率なので、頑張ればそれだけがっつり稼ぐことも可能!
「未経験で入店したけどお店からのフォローが少ない」「なかなか指名が取れずに悩んでいる」という人は、採用から売れるまで充実したバックアップが受けられるNew Generation Groupで働いてみませんか?
ご相談は公式LINEから!