こんばんは。歌舞伎町でホストクラブを運営するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は「売れているホストの特徴」について、僕の考えを書いてみます。
ほかの仕事で成功する秘訣にも重なる部分が多いと思うので、ホスト以外の仕事をしている人もぜひ読んでみてください。
「自分より前に人がいない世界」で戦う大変さ
「自分がどちらの方向に進むのか」を自分で決めなきゃいけないし、何を・どこまで頑張るのかのペース配分も自分が決めます。
そして、一緒に走ってくれる仲間が遅れを取らないように、後ろにも目を配ります。
先頭にいると、考えなければいけないことが増えるわけです。
誰もいない世界を見据えて、走る方向もペースも考えつつ、後ろにも気を配りながら、できる限り全力で走り続ける。
ホストクラブで売れているホストは、そういう仕事をしているわけで、やっぱり大変な仕事なんです。
「目に見えない努力」はお客様には自然と伝わる
そして、家とお店を行き来しているだけのホストと、昼間から店の会議に出て、閉店後も後輩のアフターケアをしているホストでは、接客の質も大きく違ってくるでしょう。
その「目に見えない努力」は、お客様には自然と伝わります。
そして同僚や後輩に気配りをできるホストは、お客様への気配りもきめ細やかになります。
同僚に気を使えるホストは、お客様の顔色ひとつからも多くのことを感じ取れて、適切なアクションを起こすことができます。
周りが見えていて、気配りの範囲も広い
売れているホストは、目の前のお客様を楽しませるだけでなく、周囲の状況にも常に気を配っています。
たとえば店内のどこかでグラスが割れる音がしたとき、誰が乾いたおしぼりを早く持っていけるか競争したら、売れているホストは絶対に早いはずです(笑)。
気配りの量と質が違うだけでなく、その範囲も広い……というのが売れているホストの特徴です。
一方で、まだ売れていないホストは、自分の足元しか見えていません。
目の前のお客様を楽しませることに必死になって、お店全体の状況が見えていないわけです。
他人のために時間を使おう。限られた自分の時間も大事にしよう
そのため売れているホストほど、自分のために使える時間は少なくなりますが、その限られた時間で自分磨きと自分のケアも行えるようになります。
逆に売れていないホストは、「他人のために使う時間」は少しだけで、ほとんどが自分のための時間です。
その自分のための時間も「ゲームをする」「スマホをいじる」「寝る」みたいな行動ばかりでは、売れるわけがありません。
ホストはサービス業です。
もっと他人のために時間を使いましょう。
自分のための時間も大切にしましょう。
周りが見えていること。そして、周りの人のために時間を使うこと。
それが僕の考えるホストの成功の秘訣であり、ほかの仕事で成功するためにも必要なことだと思います。