20代では「自分はどんな人間か」なんて分からない。大事なのは「好きなことを突き詰めること」だ

こんばんは。歌舞伎町でホストクラブを運営するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。

今回は、「何かと悩むことが多い20代の時期を人はどう過ごすべきか?」について、僕の考えを書いてみます。

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若い頃は迷っていいし、好きなことをすればいい

20代の頃は「自分は一体どんな人間か」なんて絶対に分からないし、分かる必要もないと思います。

こう書くと、「今の若い子は自分のことをよく分かってますよ」と言う人がいますが、僕が接する若い子は、みんな心の奥では色んなことに悩んでます。

「自分は何をしたいんだろう」

「何に向いているんだろう」

「何を仕事にすべきなんだろう」

20代の頃にそう悩むのは、今も昔もごく普通のことです。

ただ、昔と今が変わった点があるとすれば、今は「好きなことを突き詰めたほうがいい」と言える時代になりました。

昔ならば「ゲームばかりしてないで勉強しなさい・働きなさい!」と母親に怒られていた人も、今はプロゲーマーになれる可能性があります。

ファッションが好きで、毎日のコーデの写真をインスタにアップし続けていたら、インフルエンサーとして稼げるようになった……という人もいます。

Twitterの投稿が何度もバズって、文章を仕事にする人もいるでしょう。

だから僕は「若いうちは好きなことをしたほうがいい」と思います。

成功者というのは、「自分が好きなことを見つけて、それを実際に続けている人」だからです。

そしてポイントは、「好きなことを見つけられるかどうか」ではなく、「それをずっと続けられるかどうか」です。

自分の好きなことや自分の長所に気づける人は多くても、それをとことん突き詰められる人は一握りです。

なお昔の日本社会では、「総合的に能力が高い人」が求められる傾向が強かったですが、今は一点突破の長所を持った人が重宝される時代です。

好きなことや得意なことを見つけたら、そこにとことん時間と労力を注いでみましょう。

迷ったら道を変えてもいい。心が動いた方向に素直に動こう

若い頃、「女の子が好きだ」「お金が好きだ」「稼いで有名になってモテるんだ」と野心に燃えてる時期は、人は仕事を頑張ることができます。

ホストになりたての若い男子は、まさにそんな状態ですよね。

ただ、仕事を続けていると、「自分は何が好きなんだろう?」と分からなくなる時期が訪れます。

仕事で挫折をしたり、「人生にはこんな道もある」という新しい情報に触れたりすると、やっぱり迷いも生じます。

でも迷ったときはとことん迷っていいし、別の道へ進むことを模索してみていいと思います。

そのとき、心が動いた方向に動いてみること。

それも非常に大切です。

迷って別の方向に進んだ挙げ句、結局はもとの道に戻ってくることもあるでしょう。

人生にはそんな寄り道も必要だと僕は思います。

そして元の道に戻ってきたとき、あなたは別の強さを身につけているはずです。

僕自身、これまで仕事でも趣味でもいろんなことにチャレンジしてきて、もう辞めてしまったことも多いですが、「何一つムダじゃなかったな」と今では思っています。

失敗は「縁がなかった」と割り切って、挑戦を続けよう

ここまでは30代の目線から色々なアドバイスをしてしまいましたが、僕は今でもいろんなことに迷ってます(笑)。

はじめて体験する仕事には今でも緊張するし、「ああすればよかった」「こうすればよかった」と後悔することも頻繁にあります。

でも僕は、失敗も一つの縁だと思っています。

失敗したときは、反省をしつつも「今回は縁がなかったんだな」と割り切って考える。

その失敗の経験を生かして、次に同じ機会が訪れたときに成功できればいいんです。

それに、初めて取り組む仕事で成功するのはそう簡単なことではありません。

だからこそ20代の頃は、「失敗しても仕方ない」と覚悟を決めて、次々と新しい挑戦を続けましょう。

そうやって失敗も重ねておくと、30代になる頃には、「同じことが前にもあったな」「これも経験があるな」と感じることが増えてきて、多くのことに冷静に対処できる人間になっているはずです。

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