ホストにはまる女性の行く末!青紙って何!?
参考サイト:https://news.livedoor.com/article/detail/19378820/
ホストにはまりゆく普通の女性を描いた『明日、私は誰かのカノジョ』の4章のホスト編が、「リアルすぎてすさまじい!」と話題を集めています。
ホストクラブやホストと縁遠い人からすると、ホス狂と称されるどっぷりとハマる人が、どういった人で一体その後、どうなっていくものなのかは想像しづらいかもしれません。
今回は、ホストにハマった人のその後などを詳細に伝えていきます。
坂口杏里はよくある例?
ホストクラブでどハマリする女性タレントのニュースが、たまにSNSやネット記事などで触れられています。
最近では坂口杏里さんが、ホス狂タレントとして最も有名でしょう。
アラサーの坂口さんがSNS上で、かつてと比べてあまりにも変わり果てた姿となり、呂律の回らない話し方を見て、呆気にとられた人がいたかもしれません。
確かに彼女は元芸能人で有名人の娘という稀有な環境で育ったのは事実。ただしホストクラブ通いにハマった女性が、彼女のように精神的なバランスを崩すのはよくあること。
どういった女性がどういうきっかけにより、ホストにハマっていくのかを確認していきましょう。
「リケ女→ホス狂」のパターン
女子大生の彼女(Mさん)がホストにハマったのは、コロナ禍の真っ最中でした。2020年2月といえば、そろそろ世間が新型コロナウイルスが注目されだした時期。
大学の授業がオンライン化に移行するかどうかと話し合われていたタイミングで、Mさんは新宿へ行き友達と楽しく遊んでいました。
そこでホストからナンパされたのです。岩手出身のMさんは偶然そのホストと同郷。それもあり、瞬く間に仲良くなっていきました。
彼女からすると、ジャニーズのように美しいルックスの彼を見て「運命の人にちがいない!」と、ときめくのも無理ありません
Mさんがナンパしてきたホストに体を許してから、色々と噓をつかれていたことが判明。ホストは岩手出身ではなかったのです。
全てはMさんをホス狂にさせるための演出でした。
青紙に記された470万円という金額
ホストの世界には業界でしか通じない言葉があります。例えば『シャンコ』はシャンパンコールの略。このように独特のワードが飛び交うのも、ホスト世界ならではかもしれません。
『青紙』『青伝票』『青伝』という言葉の意味が、すんなりわかっている人はかなりのホスト通。
青ではじまる上記の言葉は、売り掛け(ツケ)の金額が書かれた伝票。明細や内訳でなあく、売り掛けの総額だけが書かれているといわれているもの。Mさんは、贔屓のホストから青紙をつきつけられ、しかもその金額が470万円だったといいます。
ここからがお決まりのパターン。「お前もつらいだろうけど、一緒にがんばろうよ」と寄り添うような声掛けをして、歌舞伎町にある風俗を紹介しました。
新型コロナウイルスによって、風俗でも稼げないとなった彼女は、パパ活にも手を出し嫌悪感を覚える男性相手に、日々性的なサービスを提供したとのこと。
大学を退学してしまい、両親から激怒されたのはいうまでもありません。
もしMさんが、友達と遊ぶ場所を新宿ではなく別の街を選んでいればホストからナンパされることもなかったでしょうし、今も大学に通い続けていた可能性が高いでしょう。
色恋枕営業でホストにハマったIさん
ホストクラブに通う女性の何割かは、リストカットの痕があるといわれています。精神的に不安定な女性ほど、愛情飢餓、承認飢餓であることが珍しくありません。
そのため「俺にはお前しかいない」「やっと君のような女性と会えた」などと、イケメンホストにささやかれた瞬間、恋に落ち「彼のためなら何でもしてみせる」というモードになるのです。
次に紹介するのはIさんという、リストカット痕のある女性のエピソード。
エースになるには500万円が必要!?
ホストクラブでは「エース」という呼び方をされる女性がいます。ホストが担当している女性は、複数いるのが当たり前。売れっ子になるほど、その数は増える傾向にあるでしょう。
エースは、顧客女性が指名しているホストの中で最も太い客。ホストから一番大事にされているといっても過言ではない存在です。
エースになれた女性の優越感、充実感はかなりのものだと想像できます。しかしエースになるまでが大変…。最低でも月間で300万円~500万円のお金をつぎこまなければなりません。
高いお酒をどんどん入れるなどしながら、Iさんはエースを目指しました。
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風俗では全ての穴を使うまで体を酷使
品のない表現で恐縮ですが、Iさんは風俗業で「全ての穴を使った」と述べました。それはもちろん生殖行為に用いるためではない部位も含んでいます。
全てを注ぎ込みボロボロになるまで頑張ったIさんですが、結論からいうとエースになることはできませんでした。
人気ホストには、エース候補と呼ばれる女性がたくさんいるもの。彼女は熾烈なエース争いに敗れ、担当ホストにも距離を置かれることに。
「ちょっ……私ここまで尽くしたのになんで…!?」と、はらわたが煮えくり返るほど、担当ホストへの恨みがIさんの内側からこみあげてきました。
「相手を恨み続けたしても何も変わらない」と気づく
2019年の5月、ヤンデレ女性が歌舞伎町でホストを刃物で刺して重傷を負わせたニュースが、様々なところで報道されました。
実はこの事件がIさんに大きな影響を与えたというのです。
担当のホストと一緒に、この事件の報道を見ていたIさん。ホストは刺されたホストに対して「不細工だな~」とつぶやいたというのです。
そして刺されたホストも「痛みに負けルナ(源氏名がルナだったため)」とSNS上でつぶやいて、復活をアピール。たくましいともいえますが、命がけで相手を刺したとて「結局、何も変わらないんだ」と諦観したIさんでした。
気持ちが冷めたIさんは「もう通えない」とホストに連絡を入れました。すると「借りた金返して」とだけ返信が。
2,000万円の借金を抱えるIさんは、今も風俗の仕事を続けながら返済を続けています。
ホス狂状態に陥ってから3年ほどで、行方知らずになる女性が多いのが業界の真実。そのあと、また別の女性がひょんなきっかけやホストからの声掛けにより、新たなホス狂になるというサイクルが続くのでしょう。
withコロナの時代となり、ホストの働き方も変わりつつあります。『ズムホス!』など、オンラインでの接客なども浸透していくでしょう。
今後、ホストから女性に対するアプローチ方法は変わるかも?
しかし、ホス狂になった女性が傷つき精神的に不安定な状態へと陥るのは、変わることのない業界の闇といえるのかもしれません。
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鈴木涼美にとって歌舞伎町は観客がいない歓楽街!手塚マキ&ダースレイダーとの鼎談
参考URL:https://www.gentosha.jp/article/17184/
2020年は新型コロナウイルスの年でしたが、手塚マキさんの名前がこれまでよりもさらに広まった一年ともいえます。
行政との橋渡し役を務めコロナ対策が話し合える場を新宿内で設けたり、『ホスト万葉集』の第一弾を企画し重版がかかるほど売れ、年内には第二弾も出ることが決定しているなど、まさに八面六臂の活躍を見せた年だったといえるでしょう。
そんな手塚マキさんが、ダースレイダーさん、鈴木涼美さんといった一筋縄ではいかない面々と行った鼎談の様子について説明します。
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ダースレイダーさんからの「(そもそも)なんなんですか?ホストクラブって?」という単刀直入な質問に対して、「なんなんですかね?」と自問しながら「歌舞伎町の中で流行っている全く世の中の言葉と意味が違う」と答える手塚さん。それだけ一般的な価値観とかけ離れているところが、歌舞伎町にはあるのでしょう。
実際に歌舞伎町へ足を運ぶことが少なくない鈴木涼美さん。彼女にとって「歌舞伎町は観客がいない歓楽街」と述べました。「全員が主役みたいなもの」という意味合いを含めたのかも?
そして「お金を使うだけで手っ取り早くいい女になれたり、主役になれる」と続けます。それが歌舞伎町のダメな面でもあると認めつつ彼女は「とっとくべきダメさ」と看破。
これには百戦錬磨の手塚さんも、参ったようで「もし鈴木さんが言ってくれたのを10年前に知っていればうち(手塚さんの経営するホストクラブ)は、もっと儲かっていたと思います」と語りました。
そして「何も言えないっすね」と降参。
「女心を理解するのは難しい」と言いますが、ホストプレイヤー、ホストクラブオーナーとして実績を積んできた手塚さんでも、鈴木さんのような角度から歌舞伎町やホストクラブを見るのは至難の業だったようです。
こちらの鼎談動画の販売期限は2020年12月25日17時まで、視聴期限2021年1月6日までとなっています。
価格も税抜きで1,500円とリーズナブル。興味を持った方は、ぜひその目で動画の内容を確認してみてくださいね!
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