高学歴お嬢様がホストにはまり風俗嬢に|行政と歌舞伎町が協力体制に【2020年8月のホストニュース】

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エリート高学歴女子がホスト地獄に陥ったのはなぜ?

参考サイト:https://suits-woman.jp/kenjitsunews/157319/

ホストクラブにはまりやすい女性といえば、風俗嬢といわれています。もとから風俗の仕事をしていてホストに依存していくパターンもあれば、風俗に従事していなかったもののホストにはまったことで、お金が必要になり風俗業を選ぶというパターンも……。

今回、紹介する女性は後者のパターン。才色兼備で昔からちやほやされ続けてきた彼女がなぜホストの世界にどっぷりとはまり、大金を貢いでしまったのかをお伝えしましょう。

「私は常にトップにいるべき人物」という自信

30代前半のTさんは、幼い頃から優秀で何をやってもトップレベルだったそうです。勉強も得意で高学歴。その上美人ときているわけですから、多くの人にとって羨望の的でした。

清楚で柔らかい雰囲気を持っているため、何不自由せず男性がアプローチをしてきます。みんなが憧れるようなスタイリッシュな彼氏ができたのも、一度や二度ではありません。

そんな彼女が抱える唯一の黒い内面。それは「私よりも上にいる女性の存在は許せない」というもの。生まれ持って優秀な資質を有してきたものが持ちやすい、傲慢さといえるかもしれません。

自分よりも上手くいってたり、ジェラシーを抱かせる人物の存在そのものが許せないという、独善的な気質が若い頃からあったのでしょう。

実はこの気質が後々、彼女を大変な目に遭わせるのです。

何気なく始めた水商売!瞬く間にトップの地位へ

ふとしたきっかけで夜の世界に飛び込み、ホステスを始めたTさん。

人気キャストになるまで時間はかかりませんでした。同僚からの嫉妬に対しても「ババアがみっともなく嫉妬してんじゃねーよ」と、鼻で笑って処理したのだとか。妬んでくる同僚のホステスほ決まってTさんよりも学歴がありません。「はあ?私が妬ましい?それって底辺低学歴のあんたらがもっと努力してればってことじゃないっすか?」と全く相手にしなかったのです。慶応大学に通っているという学歴は、彼女のアイデンティティでした。

それまでの人生で勝ち続けてきたお嬢様は、お水の世界でもカーストのトップに上り詰めます。

「やっぱり私って何しても上にいっちゃうのよね。これって神様が与えてくれた才能かしら?」と、この世の春を謳歌し続ける彼女に異変が起こったのはそれから間もなくでした。

ひとめぼれが地獄に落ちるきっかけ!?私に落とせない男はこの世にいない!

ある日、彼女が働くクラブに訪れた美しい男性。彼の職業はホスト。「なんて格好いいの!」と、彼女は一瞬で恋に落ちました。Tさんは欲しいと思ったものをことごとく手中に収めてきたお嬢様。

当然、ひとめぼれした彼に対して、何もアプローチしないはずがありません。出会ったその日から、猛アプローチが始まったのです。何度も言いますが、彼女が惚れた男の職業はホスト。一筋縄で終わるわけがありません。

ホストクラブに足しげく通う日々

ひとめぼれしたTさんは、彼の務めるホストクラブに通い始めます。どう見ても自分より容姿が劣る女性をちやほやする彼。ここでもTさんの傲慢さが爆発。「ちょっと!あんなブスに構ってないで、私をちやほやしなさいよ!」と、お嬢様ならではの要求が出そうになったのです。

しかしホストクラブでは訪れる女性全てが姫。Tさんだけが特別扱いをされるわけがありません。
思い切って、一回の来店で30万円を使ったTさん。そこから彼の態度が豹変。Tさんに対して心の矢印を向けてくれるようになりました。振り返ると、ここが地獄の一丁目だったのです。

気づけば風俗嬢になってたお嬢さま

いくらホステスとして売れていても、湯水のようにホストクラブへお金を使っていては、足りるものではありません。気づくと当たり前のように風俗嬢になっていた彼女。学業の方はおろそかに。「風俗の業務で嫌な思いをした分、ホストクラブを満喫する」という、ホストにはまる女性の典型的なパターンに陥っていたのです。

ホストはたくさんの女性客を持っています。その中で、最もお金を使ってくれる女性はエースと呼ばれ、ホスト側も重宝します。

風俗で稼いだお金をつぎ込み、ようやくエースの地位を手に入れたTさん。念願だった同棲をするまで関係は進展していきました。

泣き叫びながら彼の服をビリビリに破く女がそこにいた

ホストは女性相手に、うっとりとするような疑似恋愛を提供するお仕事。元来、強欲なTさんが彼の仕事を許容できるはずがありません。

「私が一番じゃないと気が済まない!」という気質の彼女は、気づくと山姥のように醜い表情となり、嫉妬に狂って、彼の服をビリビリに引き裂いていました。

服を破かれた彼は、ケロっとして怒りすら見せません。女性が自分に依存していき、精神的におかしくなることは売れっ子ホストのとって、それほど珍しくないことなのかもしれないですね。

まもなくTさんはホストクラブへの出禁を言い渡されました。Tさんが惚れた男性の目的は、あくまで彼女のお金。それがわかったときには、もう遅い事態になっていたのです。

その後もホス狂いが続き、社会的孤立にいたる日々

気づけば、Tさんの寂しさはホストでしか埋めれなくなっていました。他のホストクラブを訪れ、そこで別のホストに貢ぐ日々が続きます。もちろんそのお金は、体を売ることで得ています。生理を無理やりとめてまで、風俗に従事し、ホストクラブで散財するという悪循環が続きました。

もうかつてのキラキラしていたTさんは存在しません。親やかつての友達にも連絡ができず、疎遠になっていったといいます。

全ては『一番じゃなきゃ気が済まない病』という傲慢さがもたらした悲劇といえるかも?

もし彼女の負けず嫌いは、ホストクラブではなく他の分野で発揮されていたらと思うと残念でなりません。

Tさんはまだ30代前半ですから、覚悟さえあればいくらでも人生を挽回できるはず。彼女がホストに貢いだ経験を笑い話として人に伝えられるような日々がくることを願います。

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新宿の吉住健一区長が歌舞伎町に譲歩!手塚マキにTELした真相

新型コロナウイルスが瞬く間に蔓延し、その影響は世界中に拡大しました。日本では真っ先に「夜の街」がやり玉にあがり、中でも200店舗から250店舗のホストクラブが営業を続けているといわれている歌舞伎町のイメージは悪くなるばかり。

四面楚歌かと思われましたが、歌舞伎町に歩み寄りをみせる人がいないわけではありません。

新宿区の区長が、歌舞伎町商店街振興組合理事を務める手塚マキさんに電話をかけたニュースをお届けしましょう。

歌舞伎町の顔的存在の手塚マキ

2020年6月上旬に動いたのは新宿区の吉住健一区長でした。彼から歌舞伎町商店街振興組合理事の手塚マキさんに連絡が入ったのです。手塚さんといえば元カリスマホストで、今は歌舞伎町でホストクラブだけでなく、書店など幅広いお店の経営者を務めています。いわば歌舞伎町の顔的存在。

最近では「ホストに短歌を詠ませる」という画期的な試みを行い、『ホスト万葉集』を出版。


あの俵万智さんを招くなど、柔らかい頭と豊富なアイデアでたくさんの仕掛けをしてきた人間です。
吉住区長も「手塚マキさんとコンタクトをとることで、敵対せずに全身できるのではないか」といった思惑があったのではないでしょうか。

緊急事態宣言の解除前に営業を再開していたホストクラブも…

ホストクラブは横の連携が全くないわけではないものの、基本的にグループや店舗ごとに運営方針が異なります。2020年の4月は我が国始まって以来といってもいいほど、街中が閑散としステイホームを強いられました。コロナ自粛は、いずれ教科書に掲載されるレベルの出来事だったのです。

賃金が下がった人への援助があったものの、夜の街への支援は遅れに遅れました。コロナ禍ではパチンコやホストクラブといった人間の欲望を直接的に扱う業種が、目の敵になったのです。

店を畳まざるをえなくなった経営者も少なくありません。ホストクラブの経営は、当然、お店に足を運んでお金を使ってくれる女性で成り立っています。全員が外出してはいけないとなれば、ホストクラブの収益は激減。
補助金も見込めないとなれば、自粛解除前のタイミングでフライング気味に営業再開に踏み切るオーナーが出てもおかしくないでしょう。

しかし、そういった行動の中「勝手に営業を再開して、クラスターが発生だって!?」と、世間の印象をより悪くしているのも事実。コロナの拡大によって「やることなすこと上手くいかない」といった悪循環に陥ったホストクラブのオーナーは少なからずいたと予想されます。

行政に協力する歌舞伎町

社会と敵対しているばかりでは、問題の解決になりません。withコロナ時代は、ウイルスとも人とも共生しなければ生き残れないという新たな価値観になりつつあるのかも?

吉住区長と手塚マキさんは、「感染を防ぐのため、行政と事業者が互いを知ることが大切」という共通認識を持つにいたりました。

そして新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会が発足するにいたったのです。

会合に参加したのは50人以上の事業者

6月18日に記念すべき初回の会合が行われました。実に50人以上の事業者が参加。疫学調査への協力、感染症への対策、従業員の感染拡大防止などが話し合われました。

第2回の会合は7月16日に開催。「ある程度、感染してしまうのはしかたがない。どうすればその後、感染拡大を防げるかが大事」という認識を同じにすることができたのは、大きな収穫といえそうです。

吉住区長の「(我々は)犯人捜しをしているのではない。プライバシーは守る」というスタンスが、歌舞伎町を拠点としている事業者を安心させたのでしょう。

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