警察がホストクラブに立ち入り、桐生レイラの詳細、ホストが手掛けるカフェと農業【2020年8月のホストニュース】

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警察がホストクラブに立ち入りコロナ検査を実施!関係者の反応は?

参考記事:https://news.livedoor.com/article/detail/18647771/

ホストクラブをはじめとする夜の商売が、コロナウイルスの温床だと盛んにいわれていることもあり、世間からの風当たりは強くなるばかり。

警察が風営法を適用する形で、歌舞伎町で営業しているホストクラブへ立ち入ることも少なくないそうです。

これに対して、ホストクラブ側はどのように対応し、どういった思いを抱えているのかを解説していきましょう。

すでに実施されているホストクラブへの警察の立ち入り

2020年の7月時点で、すでに警察がホストクラブへの立ち入りを行っていることが判明しました。7月20日に菅官房長官が会見を開き「ホストクラブ、キャバクラが(コロナ蔓延の根源)と発言。風営法を根拠にホストクラブへ警察が自由に入れることとなりました。

これに対しては「権力の乱用なのでは?」といった反対意見も飛び出しています。ホストクラブ側のスタンスは、どのようなものなのでしょう?

非合理だが立ち入りは拒否できない

すでに警察の立ち入りを受けたホストクラブ側の反応はといえば、「風営法を理由に警察が店にコロナのことを尋ねるのは筋違い」と言いつつも、断固拒否する感じでもないようです。

なぜならコロナ以外のことでは、ホストクラブも警察の力を借りる機会が多いからです。

例えば

  • ホスト同士の喧嘩、暴力事件
  • 店で酔っ払って暴れた人間への対応

などでは、警察に通報して助けてもらうことも少なくないのだとか。

ホストクラブと警察は持ちつ持たれつの関係といえるかもしれません。そのため、ホストクラブ側も「協力してくれないか?」といわれれば、拒否せずできる限りの対応をとるようになっているのです。

警察はホストクラブに立ち入りどのようなことをしている?

ホストクラブを訪れる警察の数は、一店舗あたり2名~3名。従業員名簿の提示や設備の確認が終わると、どのような感染症対策をしているのかを尋ねる流れとのこと。チェック項目は、かなり細かく分かれており確認はすぐに終わるものではなさそうです。

警察がホストクラブに立ち入りを行う頻度は、3ヵ月に一回。週1ペースなどで来られると、業務に支障がありそうですが、これくらいのペースであればそこまで対応に追われないでしょう。

警察側も市民から「ホストクラブをしっかり見張ってくれ!」といった要望に応えているという行動を示しているのかもしれないですね。

 

『直撃!シンソウ坂上』で特集された桐生レイラってどんなホスト?

2020年8月20日フジテレビの『直撃!シンソウ坂上』で、ホストの桐生レイラさんが特集されました。

密着番組が成り立つほどの、カリスマホスト、桐生レイラさんはどんな人物なのか『直撃!シンソウ坂上』の情報をもとにを詳しくお伝えしましょう。

ブラジル生まれのレイラは、当初日本語もままならなかった

今でこそ流暢な日本語を話すレイラさん。実は彼、もともと日本生まれの日本育ちではありません。レイラさん生誕の国は南米ブラジル。

彼が16歳のときに父が日本へ出稼ぎにやってきました。父を頼りに日本へやってきたレイラさん。容姿端麗なこともあり、たちまち「ホストとして働かない?」とスカウトされます。

ポルトガル語は使いこなせても、日本語をうまく使いこなせないもどかしい日々。たどたどしい日本語では、ホストクラブへ足を運ぶ女性とのコミュニケーションも、ままなりません。「クソッ!」と、歯がみしながら「今に見てろ!トップまで上り詰めてやる!!」と、必死で日本語を勉強。その甲斐あって、彼はホストとしてどんどん頭角を現し始めます。

一大決心!ホストクラブのオーナーになったレイラ

快進撃は続き、ホストとして年間1億円を何度も稼ぐという比類なき実績を積み上げるレイラさん。ホストの世界は、1,000万円以上稼げるようになったら、1,000万円プレイヤーと呼ばれ周囲から認められるようになります。しかし1億円を超えられる人は、なかなか出現しません。そんな高い壁を何度もひょいと飛び越えてしまうレイラさんが、いかにすごいホストかわかりますね。
そんなレイラさんは2020年の2月初旬に歌舞伎町へ『RHYTHM(リズム)』というホストクラブをオープン。こちらのオーナーは、レイラさん。それまでに所属していたAIRグループを離れ、新たな道を切り開いたのです。
日本一ホストクラブが集まる土地、歌舞伎町で堂々とホストクラブのオーナーになったレイラさん。『RHYTHM(リズム)』の敷地面積は260㎡というのですから、かなりのもの。天井も6m以上あり、非日常のきらびやかな世界が広がっています。

未来ある若者のプロデュースも手掛けるレイラ

若くしてホスト業界のトップに立ったレイラさんは、これからカリスマホストになろうといった野心を持つものの憧れ的存在。レイラさんのもとへ、彼に憧れている若者がたくさんやってきます。レイラさんのもとを訪れる若者は1ヵ月で100人以上になることも。

レイラさんが経営に携わっているヘアサロンにあか抜けないホスト志望者を、華と魅力のあるホストへと生まれ変わらせるのも日常茶飯事。

ホストは女性をうっとりさせる存在。自身が商品であり、第一印象で全てが決まるといっても過言ではありません。親身になるレイラさんは、彼の私物である服やアクセサリーを新人ホストに「これで格好よさをアップさせなよ」とばかりに手渡すことも。彼のもとから第2、第3のレイラが誕生するのも夢ではないでしょう。

オープンから間もなく新型コロナウイルスが国内で流行し、歌舞伎町には向かい風が吹いています。しかし何度も不可能を可能に変えてきたレイラさんであれば、この逆境もきっとくぐりぬけてくれるでしょう。これからも彼の活躍から目が離せません。

 

コロナは人の頭を柔軟にさせる!ホストクラブから農業までを含む幅広な働き方

日本のホストクラブを牽引し続けた『クラブ愛』の閉店(その後、別の場所へ移転予定)は、ホスト業界を驚かせました。


新型コロナウイルスの影響もあり、『クラブ愛』が一時的にカフェ営業を行ったことで、それまでホストクラブに行きたくても行けなかった層の人々が『クラブ愛』を訪れ、満喫。実はカフェ営業を打ち出したホストクラブが『クラブ愛』以外にもありました。

歌舞伎町にある『group BJ』もカフェ営業を続けながら、ホストクラブの通常営業を再開できる時期を探っていました。『group BJ』を経営しているレオさんのユニークなところは、ホストクラブのオーナーでありながら農業も手掛けるなど既存の価値観に全く捉われていない点。

コロナ時代は柔軟性を失うと容赦なく淘汰されていくシビアな面があります。

コロナが流行ろうと新しいアイデアをどんどん出して実現し、しなやかに生きていく『group BJ』とレオ氏の試みを紹介しましょう。

レオのアイデアは無限大?

小池都知事が会見を開き、夜の街をはじめとする様々な業種へ自粛要請を行ったのが2020年3月末。ROLANDがいち早く『THE CLUB』の営業停止を発表したのも記憶に新しいですね。

ここから1ヵ月以上、夜の街は営業できない状態になりました。こっそりと営業をしているお店があるという噂があったものの、これまでのように活発な動きがなくなったのは確かでしょう。

「何とかしないと!」と考えたレオ氏は、5月にまずカフェ営業を開始。お店を訪れる客層の約7割が「ホストクラブの中に入るのは初めて」といった人たちでした。

ホストクラブやホスト関係者に触れあうことで「ホストって怖くないんだ」と、イメージを変えられたのはカフェ営業の収穫であるとレオさんは捉えています。ちなみにカフェのスタッフを務めたのは、普段ホストクラブでマネージメントやボーイをやっている裏方たち。そこにはレオさんの「裏方もプレーヤー側に立って、新たな視点を獲得し、仕事を積極的に行えるようになってほしい」といったメッセージが込められていました。

さらに興味深いのが、農業へ果敢にチャレンジしている点です。

育てた野菜はカフェ営業のメニューに

商売の軸がひとつしかないと、予期せぬ事態が起きた際に対応できないことを、今回のコロナ禍で痛感したというレオさん。ホストというのは虚業の一種。人間の衣食住に直結しているわけではありません。危機的な状況に陥った際に強いのは、やはり農業などの一次産業です。

コロナ騒動で認識が改まったレオさんは、早速都内に農地を借りて農業を始めました。

農業に携わることになった人は未経験ばかり。それでも一生懸命汗を流し「収穫のときが待ち遠しい」と、笑顔を弾けさせているのだとか。
すでに収穫している7月の夏野菜だけでなく、秋に穫れる野菜はカフェのメニューとして用いられる日は遠くないでしょう。

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