現役ホストが教える!初対面で好印象を与える3つのポイント
人の評価は第一印象でほぼ決まる、ということをご存知でしょうか。その後、どれだけ交流を重ねても初対面の印象が延々と残り、それを覆すことは難しいのが人間の心理です。第一印象が好印象なら好印象のイメージが土台に、悪印象なら悪印象のイメージが土台になってしまいます。
ですが、初対面の人に好印象を与えることは難しい、と感じている方はちょっと待ってください。実は好印象を与えるのはポイントさえ抑えれば誰でもできることなのです。
そこで、好印象を与えなければ話にならない、そんな親密になるプロでもある現役ホストが、そのポイントを3つご紹介していきます。
第一声は大きめに出すべし
初対面の人にはまず「挨拶」ですよね。挨拶は会話の基礎中の基礎であり、最低限の礼儀作法です。そこでモニョモニョとしてしまうと相手の印象は良くはなりません。
しかし、普通に挨拶しただけでは印象に残りません。そこで、あいさつの第一声は自分が今までしてきた挨拶の中でも「気持ち大きめ」を心がけます。すると、自分の中の気持ちも「やった」という達成感が大きくなって、その後の会話の緊張感がグッと下がり余裕がでてきます。まさに一石二鳥の方法です。
ちょっとピンとこないという方に例え話をしましょう。
コンビニで大きな声で挨拶されたらその店員にどんな印象を持ちますか?多くの人が「元気だな」「真面目」「良い人そう」そんなイメージを持つでしょう。
逆に最初にその店員さんを見たときに挨拶が小さくゴニョゴニョ言っていたら、「暗そう」「やる気なさそう」「何考えているか分からない」そんなあまり良くないイメージを持つ人が多いはずです。
そして、その店員さんが次に来店したときに元気な声で挨拶していたとしても「なんか無理してんな」「上から言われたのかな、かわいそう」といったように第一印象を引きずって考えてしまう心理が働くのです。その人のことなんて何も知らないにも関わらずです。
このように、第一声の挨拶は初対面で好印象を与える基本となるため、会話がいくら苦手でもここだけは意識してみましょう。
笑顔を心掛けるべし
誰にでも好印象を与える魔法、それが笑顔です。もちろん、凄腕の受付嬢のように常にニコニコしている必要はありません。挨拶の時、リアクションの時など、ここぞというときに笑顔でいることを心掛ければ十分です。
男性は特にこれができていない方が多いです。面白くなければ笑えない、そんな方はちょっと口角を上げるだけでもOKです。まずは笑顔を作ってみる、そこから始めてみましょう。
清潔さを心掛けるべし
人の第一印象の半分以上が見た目で決まります。美容院に行かなければセットできないような髪型にする必要はありません。
不潔のイメージとなる無精ひげなどの毛の処理はもちろん、髪をきちんと整え、シワや汚れがついた服は着ない、服をだらしなく着ない、もっと言えば、お風呂に入って汚れを落としておく、などお母さんに注意されるようなことをなくしておけば問題ありません。
第一印象は基礎で決まる
第一印象は挨拶・笑顔・外見でほぼ決まります。
お互い相手のことがよく分からないからこそ、初対面で悪印象を持たせては台無しです。
ぜひ、今日からちょっとだけ心がけて実践してみて下さい。