ホストと聞くと、歌舞伎町を思い浮かべたり、ダブルのスーツを着た金髪でヤンキーっぽいお兄さんをイメージする人が多いかもしれません。
しかし、それはかなり昔、昭和の頃のホストクラブの話です。実は最近のホストクラブは全く違う雰囲気なのです。
今回はそんなホストクラブを転職先の候補の一つとして紹介していきます。
①ホストは未経験でもできるの?
ホストは一昔前に比べるとだいぶ見た目がナチュラルに、カジュアルになりました。
実際に歌舞伎町のホストたちの前職を聞いてみると、美容師やモデル、アパレル関係、タレントなどの幅広いジャンルに渡ります。
また、脱サラしてホストになったという人もいます。
そう、ホストは人を相手にする「接客業」として汎用性が高い職種なのです。
そのため、接客業や営業職を経験したことがある人なら誰でも未経験でできるというわけです。また、学歴なども一切関係ありません。
ホストの服装に関してもみなさんがイメージする姿と異なり、カジュアルなジャケットにジーンズなどで営業するお店も増えててきています。
「そうは言っても、見た目がカッコイイわけではないし…」と思われるかもしれません。
しかし、ホスト全員がカッコイイわけではありません。実際に歌舞伎町の有名ホストたちも、「見た目だけで勝負はできない」と語っています。
先ほども申し上げた通り、ホストは接客が重要なのです。
②ホストクラブにはどんなお客さんが来るの?
ホストクラブに来るお客さんには、お気に入りのホストに会うために来る人、ワイワイお酒を飲みたい人、笑わせて欲しい人、悩みを聞いて欲しい人など様々います。
具体的な客層としては、会社経営者やキャバ嬢などから、主婦、OL、学生さんまで本当に色々なことをされてる人が来られます。
また、初回は8割以上のお客さんが二人以上で来店します。
なかでも最近はテレビやネットで見たホストたちに会ってみたいとカジュアルに来店する人が多い印象を受けます。
初めてホストクラブの来たというお客さんのほとんどは、
「思っていたよりも普通の人たちが働いているんですね!」
「もっと怖い人やチャラい人がいるイメージだと思いました!」
と言ってくるのです。
それくらい最近のホストクラブは来店のハードルも低くなり、より一般層に向けた接客が求められるようになっています。
③ホストって稼げるの?
以上から、ホストは案外普通の仕事だとわかったかと思います。ぜひ一回ホストをやってみたい!と興味がわいた人もいるはずです。
そうは言っても、今の仕事を辞めてホストだけで生活していけるのかと疑問に思うかもしれません。でも心配はご無用です。
ズバリ、ホストは稼げます!
ただし、稼げるかどうかは人によります。
お客さんにお金を使ってもらうのは簡単なことではありません。
たまたま最初はうまくいっても、稼げないホストの多くは自己流で売れようとして失敗することが多いのです。
まずはホストの先輩から会話などの技術を見習っていくのがベストです。
そして、諦めずに努力していくことが重要です。
これは、その他の職種でも必要とされることで、ホストだからと特別なことではありません。
歌舞伎町には月に100万円を超える売り上げを出すホストや年間に1億円を売り上げるホストもいます。
他の仕事じゃなかなか簡単に稼げる額ではありませんね。
このように、ホストは頑張り次第でいくらでも稼げると言うことができるでしょう。とても夢のある仕事ですね!